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日記Ynas0309

2003年7月から9の日記です。(新しい日付が上段 古い日付は下段)

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    ※ 読者のみなさんの参考のために

      母さん(田口靖子)は 本日(2003.9.30)現在58歳11ヶ月。
      アルツハイマー 発病後5年1ヶ月
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    2003.9.30(火) 晴れ

        −−◎7時30分起床。

        −−◎8時、薬を飲ませてから田圃方面へ散歩。〜8時40分まで。

        −−◎8時50分、朝食。

        −−◎9時30分。娘が大学へレポート提出に行くというので母さん乗せていってもらった。

            提出と連絡事項を見に行っただけなので、短時間で戻ってきた。帰宅11時。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            外に出たがるので、家の周りを散歩して、戻ったところへヘルパーさんが来られた。

            私も店で椅子に掛け娘もいて、4人で過ごした。母さんは、ぬいぐるみ遊びをしたり

            お話しのしてもらったりして、時々声をあげて笑っていた。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15:29まで

            何回も“散歩”に連れて行ってもらった。途中バラの花のあるところにさしかかった時、

            母さんが「バラが バラバラ」と言って、大笑いになったそうだ。こういう事を言う 力が

            残されていると思った。

            タオルたたみ、洗髪をしてもらった。

            ほぼ平穏な日。

        −−◎4時から苧ヶ瀬の池へ散歩。気温暑くなく快適。

            本日の歩行総計約4.8Km


    2003.9.29(月) 晴れ

        −−◎6時40分起床。

        −−◎8時30分から、田圃方面へ散歩9時10分。

        −−◎9時30分、久しぶりに3人で喫茶チボリへ行った。ながやさんのことは母さん良く覚えていた。

            40分ほどいて、岩戸公園へ散歩に行き、金華山道路を北側へ抜け市内を通って戻ってきた。12時

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、13:30から15:29まで、

            外へ出たがり、家の周辺を何度も散歩に出た。

            停めてある車の中でぬいぐるみ遊びをした。

            気分は下降気味だった。

        −−◎夕方は、食品スーパーへ買い物。特別の異変無し。

        −−◎夕方3人で車に乗り込んだ時、娘が「あっ、手を洗ってくれば良かった」と言った時

            母さん「ここにあるから 洗えばいいのに」と洗車用蛇口のことを言った。

            洗車用蛇口は、車から見える位置にないし、どこかへ行ってしまうおそれがあるので

            母さんといっしょの時に洗車したことがないため、蛇口のことを覚えていないと思っていたのに

            覚えていたので驚いた。

            

    2003.9.28(日) 晴れ

        −−◎7時30分、同時に起きた。

        −−◎8時30分、薬を飲ませてから、田圃方面へ散歩〜9時20分まで。

        −−◎12時から高山方面へ出かけ、「飛騨の里」を見物してきた。

             途中、道路脇にある温度計は28℃から飛騨に近づくにつれ23℃、18℃と下がっていき

             13℃まで下がり、「寒い」と言う感じだった。

             「飛騨の里」では、周辺地域で使用しなくなった旧家を移築して公開されていた。

             母さんは池に大きな白鳥を見つけ、娘に「あにゃまん、見てみー」 と知らせたり、

             池の縁を歩く娘に「落ちるとあぶないよ」と注意し、娘を見物に

             連れてきているつもりでいた。 ちなみに娘が池に落ちる状況には全然なかった。

             娘は母さんがコースから外れた道を行かないように見ていた。

             半年くらい前風呂に入って娘が母さんを洗ってあげている時、

             「あにゃまん お母さんみたいやね」 言ったことがあった。

             娘は今日、こどもとお母さんを合わせてやっていた。

               帰宅は7時30分

        −−◎TBSのドラマ「さとうきび畑の唄・ざわわ………」を9時から11時39分まで見た。(途中

             母さんを寝かせに行って)

             沖縄のある家族の目からとらえた第二次大戦中の沖縄戦。その渦中での人々の動き。など

             戦争を批判し、平和をと訴えている。


    2003.9.27(土) 晴れ

        −−◎私、7時20分起き、母さん8時頃自分で起きてきた。

            8時50分〜9時20分。田圃方面へ散歩。晴れだったが涼風有り。歩くのは快適温度。

            朝、23.5℃。午後2時、27.5℃。夜10時、24.5℃。いずれも室温。気温はここ数日安定。

        −−◎生協配送日。大過なし。

        −−◎10時30分、岩戸公園へ散歩。

        −−◎本日の歩行総計約4Km

        −−◎昼食後、本屋へ行き、ぬり絵の本と、歌の本を買ってきた。母さんに使ってもらうためだ。

        −−◎一旦家に戻り、続きに娘が運転し3人で本巣の ばっちゃの家へ久しぶりに行った。

            ばっちゃが「藤の木(鉢植え)が、根付くと言って病気に悪いから、川へでも持って

            行って捨てたら」といわれた。「時期には花を観賞できるという価値があり、

            病気になったとか、病気が長引くとかには、関係ないから捨てない」

            と言って捨てることは断った。−−年寄りだから適当にあしらって−−という事では

            年寄りをバカにしたことになるので、年寄りが信念を持って言っていることに対し、

            信念を持って退けた。(同情の譲歩を好まぬほどに元気だと言うことだが)

            その“ぶつかりあい”はそれに止まり、諸般の世間話に影響はせず、いろいろしゃべり、

            飲んだり食べたりして、帰ってきた。

        −−◎お風呂の予定だったが、木曜日に入れたので中止。

            木曜日に入れたので中止と言うのも“常識”から考えると変な話しだが、母さんの

            風呂入れに関しては上のようになる。

            昨年12月までの間に月に1回くらいは1時間くらい掛けて説得していた。

            日々3分、5分の働きかけは無数にあったが、

            昨年12月暮れには、日を置いて3回、一回目は2時間、その次は4時間、次は6時間、というふうに

            風呂にはいる準備をして言葉による説得のみではいらせようと工作した。

            風呂入れをさせるに至らなかった。この時以来、このことのせいかどうかわからぬが、沈みがちで、

            私以外の者に当たり散らし、機能が落ちてきたような気がした。で風呂のことは一時放棄していた。

            1月下旬に“仏の慈悲”とばかりに実力行使で下着を着けたままシャワーを掛け

            中で脱がせて入浴させた。105日ぶりのことであった。2回目以後は、下着は全部脱

            衣しているが...。1回はブラウスと上体下着を背部で切断して取り去り入浴させた。

            夏季は週2回は入れようと思っていたが、入れさせる方もエネルギーを蓄えておかねばならず、

            週一回に止まった。と言う事情がある。

        −−◎娘はこの夏休み中、よく遊んだ。価値判断を加えず、状況のみ記しておく。

            少人数仲間(=小さなコミニュテイー)の状態。

            順不同、(いずれも 自分をそれに加える。特色として同性ばかり)

            (1)T子、I子、CH子………高校、大学同  I子大学別。

            (2)A子、P子、M子………A子幼稚園−中学同、高校別社会人。P子、M子小中同、高校大学別。

            (3)R子、Y子、……………大学同じ

            (4)N子、M子、……………N子幼稚園−中学同じ、高校別、大学同じ、M子小中同、高校大学別

            (5)単独でS子、F子、ほか数名……大学同じ、大学別

            行動は

            (1)映画、音楽会、落語・漫才、展示館、プラネタリウム等を見に行く。

            (2)市中、店などを見物して歩く。

            (3)それぞれの家を訪問し、(我が家へ来てもらうことを含む)遊ぶなど。

            夏休み中かなりの日数を“遊び”に費やした。そのことの評価はここではしない。

            母さんは 娘の友達が来た時と帰る時しか接触はなかったが、人が来ることを

            喜んでいたようだ。


    2003.9.26(金) 晴れ

        −−◎私、7時40分起床。洗濯干し等雑用をすませ、8時30分「今日はデイサービスに

            行かなければ...」と母さんを起こしてきた。

            母さんに薬を飲ませ、田圃方面へ散歩に出た。(8:40〜9:10まで)

        −−◎9:35、今日は半日デイサービスの日で、付き添いを娘に行ってもらうことにして、

            いっしょに車に乗せ施設Aへおくっていった。愛想良く迎えられて母さんはご機嫌だった。

            私は すでに来て座っておられる人にも眼のあった人には「おはようございます」と挨拶した。

            娘の報告によると 食事も全部食べたし、ちょっとボーッとしているときもあったが、

            事件は無くすぎた。ぬり絵は先へぬりすすめることが出来なくなった。とのこと。

            「体操」は手を動かす事のみやった。 「歌の時間」みんなといっしょに歌っていた。

            娘の意見によると「体操」は母さんと同じ方向を向いて座るのではなく、対面して座ると

            しっかりまねをしてやる、とのことだった。

            10月の予定表(パリッとしたカラープリンタ印刷)と献立表が配布された。

            予定表にはお誕生日の欄に母さんの名前があったので見せてあげた。

            「こんな所に名前が書いてある」と言ったので

            「誕生日だからだよ」と説明した。

        −−◎娘の夏休み中、付添人に行ってもらったのは3回目、娘が一回目代わりに行ってくれた時は、

            案の定、途中で娘から「母さん、出て行ってしまった」と電話があり手当に戻った。

            2回目の時は、電話が来るかなと思って待機していたが、何事もなかった。

            3回目の今日は、ある程度気を許して任せておく気分になった。

            母さんの国民年金の電話相談とか、雑用を、邪魔されることなく処理して、すっきりした。

            母さんが家にいる時は、母さんが何も私に言ったり、やったりしていなくても、

            私の神経の20%は母さんの方に使用し、80%の余白で仕事をしている。(%は比喩的表現)

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            バトミントンをお相手してもらった。

            テレビで「すくすく子育て」を見てお話しして過ごした。「すくすく子育て」は赤ちゃんが

            出てくるので母さんは楽しんで見ている。

        −−◎午後から可児市へドライブに行ってきた。

             

    2003.9.25(木) 雨

        −−◎起床、私、7時50分。母さん、それより前に起きてうろうろしていた。このごろ(9月)は

            私をつっついて起こさないので、いつ起きたかわからないが、6時に私がトイレに起きた時は

            まだ寝ていたから、その後らしい。

        −−◎ゴミ収集日。母さんに気づかれないようにしてゴミ出しをしないと、ついて外に出てきて

            なかなか中にはいろうとしないので、そーっと出してきた。

            ”散歩”はヘルパーさんがいるときは ついて行ってもらえるが、朝など私ひとりでいる時は、

            その他の作業のすすめ具合と私の心づもりに合わせないと全体的にうまく行かない。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、10:00から11:59まで、

            “散歩”に出て歩いている時「蛍の光」の歌を歌っていたそうだ。

             (なぜかこのところ「蛍の光」を歌っている)

            テレビを見てお話し、ボール投げ遊び、動いていない車にヘルパーさんを誘って乗り込んで、

            歌を歌ったり、おしゃべりをしたりしていた。ボール投げ遊びもしてもらった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            今日は 私の仕事に就いていくという母さんが途中迷子にならないようヘルパーさんに

            付き添ってもらった。気を遣う業務をヘルパーさんにさせてしまってすみません。

            母さんも何もせず立ったまま待っていたので、少し疲れたようだった。

            帰宅後少しぼやーとしていたが、夕方買い物に行った時には、元気になっていて、

            好きな食品や目につく食品を物色していた。

        −−◎予定を繰り上げ、今夜9時から、お風呂の予定。

             9時20分 「お風呂工作」開始。「さあ、お風呂にはいるから、服脱ごう」と言うと

             あちらへこちらへと動いていた。二階へ通じるドアに娘が立ち、店(=今は母さんの居室)に

             通ずるドアには私が立っていた。私は「さあ服脱いで...」と言っていたが、

             母さんが娘の方へ行った時は、娘その場では黙っていた。

             母さんが「あにゃまん ちょっとそこをのいて」と言った時、「お風呂へはいろう。あっち」と言い

             風呂の方をさした。呼吸と目線を合わせて、そのことだけを言い続けた。(理由とか効果とかは言わず)

             母さん「うんわかった。」と言った。それでもまだ脱出しようとしていた。更に何回か同じ事を言った後

             娘が母さんのブラウスのボタンをはずし掛けたが、抵抗せずはずさせていた。

             私が「じゃー、これ脱ごうか」というと、そでを抜こうとする行動と、片方では全体を保持しようとする

             動きと、相矛盾する行動を取っていた。娘が「下を先に脱がす」と言うので私が手を押さえていた。

             (母さんが座り込もうとするのを、私が立ったままの姿勢を保持するように保って)。

             私「ここには 母さんとおっちゃんとあにゃまんがいるだけだから、母さんを恐がらせようとして

             やっているのではないし、“かゆい かゆい”にならないよう母さんのためにやっているのだから

             言うことを聞いて、ちゃんと脱いで」とわかったか わからないか わからないけど言った。

             娘がズボン下着ごとおろした。

             タオルをシャツをつかむ代わりにつかませて、上体衣服を脱がせた。自分でも袖を抜こう

             とする動きと、元に戻そうとする動きと前後して出ていた。

             バスタオルで覆って店(=今は母さんの居室)の方へ行こうとしたりしたため「こちらだよ こちら」

             と誘導すると、浴室にはいった。

             後はスムースに行った。

             脱衣=30分、浴室=25分、着衣=5分だった。

             40分おしゃべりしていて母さんは11時に寝た。

             私は1時30分に寝る見込み。


    2003.9.24(水) 雨

        −−◎8時起床。

        −−◎雨のため近くでの散歩はしないで。岩戸公園へ行ったが、散歩はせず風景だけ見て

            帰ってきた。朝食。

        −−◎娘の後期(2学期)は10月1日からで、今日は学校に用がないので家にいた。

            このところ母さんは、家の中に娘か私がいれば、不安状況にならないようで、

            テレビを見たり、家の中をあちこち歩いたり、店(=今は母さんの居室)の中の物を

            さわったり、している。で私は、ちょっとえらくなって(=疲労感=しんどい=)

            10時半から12時まで、昼寝した。

        −−◎昼食後は、雨で家にいたが、母さんは外へ出たそうなそぶりだった。娘が学用品等

            買い物があり、ついでに乗せていってもらった。帰宅は5時。

            5時40分から、夕食。

            娘「このごろ、平和に時がすぎていくねー」とふと言った。

        −−◎母さん、今日は景色の移り変わりは見たがほとんど歩行はなかった。

        −−◎母さん10時15分就寝。私、1時30分に就寝。


    2003.9.23(火) 秋分の日 晴れ

        −−◎7時50分起床。(昨夜の室温24℃。今朝の室温23℃。午後1時の室温27℃)

        −−◎8時50分から、田圃方面へ散歩に行った。休日で交通量少なし。

        −−◎10時、朝食。

        −−◎娘は午後から、高校、大学が一緒のT子が遊びに来て、夕方まで一緒に過ごす。

        −−◎1時母さん昼食

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            “散歩”2回。散歩中、秋の草花に興味を示していたとのこと。

             足洗い、足の爪切りをしてもらった。ボール投げ遊び、テレビを見てお話し

             テレビとは関係なく、お話しもしたようだった。     まあまあ楽しく過ごした。

            ※母さんの「お話し」と言うのは2種類ある。ひとつは現在、目前に見聞きしていることについての

            話し、および、身体感覚についての訴えである。これらはほぼ現実を正しく反映している。

            もう一種類の話しは、過去のこと、空間的に離れている場所での出来事についての話しである

            現実を正しく反映しておらず、話しの組み立ても めちゃくちゃである。生活体験を知っている私が、

            話しの時に内容の片鱗をわかる程度の話しで、片鱗さえわからぬ場合が多い。聞き手がその話の

            イメージ構成をすることが出来ない。大変疲れることである。

            来て頂いている何人かのヘルパーさん、疲れる「お話し」を忍耐で聞いて頂いてありがとうございます。

        −−◎9月4日以来 頭を悩ませていた ねずみをついに捕獲した。夕方6時から7時までの間である。

            私の子供の頃はいなかにいてねずみは珍しいものではなく、人に食いついたり、ひっかいたりは

            しないので、食料品の保管等に注意しておけば、それほど恐ろしいものではなかった。

            母さんが驚いてはいけないし、衛生的にも良くないので捕獲した。

        −−◎9時45分母さん、就寝。

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            Komiyama 様 お便りありがとうございました。(2003.9.13)
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         ホームページを見せてもらいました。私、この夏に最愛の妻を病気でなくしました。4ヶ月半の間、

        人工呼吸器で意識もなく生きいる妻を、毎日朝仕事に行く前と仕事終わりに病院通いをしていま

        したが、まだ会えるという喜びで嬉しくて、辛いとは思いませんでした。しかし、今は妻がいなく、ひ

        とりで生活しているのですが、すごく寂しいし、辛いです。まだ、あなたは幸せだなと思います。

        最愛の奥様がおられるのですから。私自身、どんな状態でもいいから妻には生きていて欲しい、

        いくらでも看病するからと、何度神様に祈ったことか。

        大変な世話だと思いますが、どうか奥様をいつまでも大切にして上げてください。

        勝手なことを書きました。失礼します。
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    2003.9.22(月) 晴れ

        −−◎8時起床。(昨夜の室温24℃。今朝の室温23℃)

        −−◎すぐに田圃方面へ散歩、半年ぶりに知っている犬にあった。母さんに尾を振って

            近づいてきたので「犬の主人」を見ると以前に車に乗っている時近づいてきた犬の持ち主

            だった。その後にも一度会ったことのある例の犬だった。

            母さんが健康な頃にも接したことのある犬でかなり老犬のはずだ。

            私「犬の顔を見て、奥さんの顔を思い出して、すみません」

            犬の主人「いーえ、犬は良く覚えているんですね、だれかと遊んでもらたいくてしょうがない

            みたいなんです」と。

            犬の方も、母さんもお互い良く覚えていて、犬は尾を振って母さんに飛びつき、

            母さんは犬の手を取ったり、頭をなでたりして旧交を確かめていた。

        −−◎昼頃、岩戸公園へ散歩に行った。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、13:30から15:29まで、

            バトミントンをしたり、テレビを見たり、お話しをしたり、まあまあ楽しく過ごしてもらった。

            店(=今は母さんの居室)を掃除機掛けをしてもらい、タオルをたたんでもらった。

            “散歩”は2回出ていった。

        −−◎娘もいたので 私は4時から5時30分まで昼寝した。B

        −−◎夕方は本屋へ。


    2003.9.21(日) 雨 

        −−◎ふたりとも 7時起床。

        −−◎朝の内は 雨間があり、田圃方面へ散歩に行った。

        −−◎娘は、夏休みもそろそろ終わる。友達P子の家へ遊びに行った。

        −−◎午後からは雨、外へは徒歩では出られないので、散歩は中止。

            母さんにテレビを見させておいて、私は1時30分から3時まで、昼寝した。

            こんな事は最近にはないことだったが、特段の事件はなかった。

        −−◎5時半から町内行事があり、母さんとともに出席した。

            ○○行事のあらまし

            対象世帯200軒近く、出席者は6割くらいか、

            秋の行事は、1)安全と防火のための「お祈り」、2)街灯、交通信号等施設改善について

            市との交渉経過。公民館を緊急避難施設とするよう市に要求した。ことについての報告。

            3)会食。

            私たちはちょっと遅れて「お祈り」の最中に会場にはいった。

            母さんの気分はノリノリで、神妙なお祈りの最中に笑い声を立てるので気が引けた。

            一度入り口の戸の外へ出かけたが、気を引いて戻らせた。鼻歌を歌い始めたので

            困った。

            お祈りが終わった後、班の人が固まっているところへ移動した。会食が始まった。

            母さんは、出されている折り弁当を食べながら、「今日は賑わしいね」と私に言った。

            班の人(婦人)が「ちょっと太りなさったかねー」と声を掛けてくれた。私が母さん「○○さんだよ」

            と言うとにこにこ笑っていたが、対応する返事が出来なかったので、私が「だんだんことばが

            伝わらなくなっているんです」と付け加えていった。正確な補足語ではなかったが、

            この場では、この程度の説明が妥当だと思ってそうした。

            ふたりめに声を掛けてくれた婦人は、「うちの娘なんか前に髪をやってもらったり着付けを

            してもらったりしたのにねー」と言われた。

            母さんはそのことを聞いていなかった。5分くらいしてから、その人のことを思い出したらしい

            母さんがその人に「元気になられたんですね」(?このかたが最近病気と言うことはなかつた。?)

            と言った。人は思い出したが情報は違っていた。その方には会場が騒がしくなっていたのと、

            別の人と話しているのとで、そのことは聞こえなかったらしい。

            気配でその方が私の方へ顔を向け「普通の生活は支障はないんでしょう」と言われた。

            私「ええまあ..。何年かかかって脳が萎縮していき、行動がだんだん鈍くなっていきます」

            今日は母さんの、体調と気分が良かったらしく、気分良くその場に留まっていた。

            周囲の偏見を発生させないためにも、人前に出て無害でおだやかな姿を見ていてもらうことも

            大切と今日の行事も出ていった。母さんがいやがらないなら、これからも出ていくつもりだ。

            やむを得ない事情で、内にこもっていると、はたから見れば、わからない部分が多くなり、

            わからないほど、想像で「病人像」を作り出し、偏見を生むことになるから。

            出席者が順次帰宅され、半分くらいになったところで、私たちも帰宅した。

            会場には一時間ほどいた。     

    2003.9.20(土) 曇り のち 昼頃から雨

        −−◎私7時起床。母さん8時30分まで寝ていた。昨夜遅く寝たためだ。

            同時に起きた時は、一緒に階下へ来るが、ちょっでも母さんが遅くまで寝ていた時、

            自分で降りてきていたが、このところ数回、(とびとびに)私が見に行って、

            「じゃー、下へ行こうか」と言って、降りてくるようになった。

        −−◎すぐ、田圃方面へ散歩に行った。 −−◎9時40分、生協配送日。

        −−◎昨晩、娘が母さんの髪をカットし、一応良くはらったが、気付かぬ程度にではあるが

            毛が付いていたのでとしこさんに洗髪してもらった。母さん、はじめなかなかやろうとしなかった

            一旦イスに座ったが、降りてきてしまってふらふらと外へ出ていった。それで近所を一周

            廻ってきてから、もう一度促すと座った。シャワーを掛けてしまったら、そのままおとなしく

            やってもらっていた。

        −−◎娘が 合間合間に一週間ほど掛けて、ねこのぬいぐるみを2個作っていた。

            それを母さんに一個と、私に(?)一個プレゼントしてくれた。鑑賞に堪える作品のようだ。

            母さんは何日間かは持ち続けるだろう。

        −−◎午後からは雨。娘にドライブに連れて行ってもらった。市中心部を通り、北部田園地域へ

            通り抜け、別の道を取って中心部を通り5時に帰宅した。

        −−◎

    2003.9.19(金) 晴れ

        −−◎私7時起床。母さんは7時50分に頃降りてきた。

        −−◎8時から田圃方面へ散歩。帰宅8時45分。

        −−◎諸用をすませ、車でデイサービスに行った。いつもどおり ぬり絵などしていたが、気分が

            昂揚しなかった。8時まで寝ていて、目覚めていなかったのかも知れないし、別の理由かも

            知れない。元気さには掛けていたが特に機嫌が悪いというのではなく、それなりに動いていた。

            昼食は7割くらい食べて返ってきた。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            ボール投げをほんの少し、母さんは 外に出て 気配を見たが“散歩”は行かなかった。

            テレビを見て過ごした。

        −−◎夕方、苧ヶ瀬の池へ散歩に行き、帰りには 母さんの服下着等を買って来た。

        −−◎お風呂の予定だがうまく行くかどうか...。

            「お風呂作戦」10時35分開始。脱衣 説得工作も含め10分。

            本人に入浴の意志があるが手間取って10分間時間がかかったのと、うちの母さんのように

            反対意志があり、抵抗するのを無理矢理脱がせて10分間かかるのとでは、

            大きい違いがある。

            脱いだことは脱いだが、台所の方へ行ったりしてうろうろしていた。「風呂の方へ行かないかん」

            と怒って、行かせた。今日は洗うまでは、浴槽にははいらなかった。

            洗ってシャワーを掛けて、浴槽に入れた。

            洗った後は自由にさせて外で様子を見ていた。

            終了は11時15分だった。

        −−◎20分くらい休憩し、11時35分から、娘が母さんの髪の毛をカットしてあげた。

            カットはしゃべったりしながら、おとなしくやらせていた。1時間ぐらいかかったが

            じっと座ってやらせていた。終了は深夜0時35分。

        −−◎耳掃除も誘ったが、「いいわ(=耳掃除はしないほうがいい)」と言ってやらせなかった。

            3年ほど前から、母さんが自分で耳掃除をしなくなって以来、何度も試みたが、

            やらせなかった。

            ふたりかがかりで、母さんの両手を押さえて粘着性の綿棒で試みたが、動くので、

            目に見える(小指がはいるのと同じ程度の深さしか)程度しか掃除は出来なかった。

            耳掃除に対する警戒心を強化下に留まった。

            耳鼻科へ行くにしても、母さんが我慢することをしないアルツハイマーであることを

            承知の上でかつ扱いの慣れている医師でないと、困難または事故が予測される。

            母さんの就寝は12時50分だった。カットしていて気分が良くなったところへ、

            耳かきで、興奮し、もう終わってからも、動揺した気分が続き、「二階へ行こ」と言っても

            いつものようにすんなり行こうとせず、うろうろあちこちしていた。しばらくしてから

            呼びかけに応じて二階へ行った。

            

    2003.9.18(木) 晴れ

        −−◎私、目を覚ましたら8時10分だった。母さんは起きていて、廊下の方へ行ったり、

            窓際の方へ行ったりしていた。私が寝ていたと言うことは、つっついて起こすことを

            しなかったと言うことだ。あわててゴミ出しをし、洗濯機を掛け、散歩に連れて行ってやった。

        −−◎朝食はパンにサラダ、牛乳にした。(消え失せたパンはまだ出てきていない)

        −−◎娘は昼から臨市のR子の家へ、Y子と一緒に遊びに行くと言って出かけて行った。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、10:00から11:59まで、

            朝食の続きを見ていてもらった。掃除機かけ。

            テレビ、ぬいぐるみ遊び。母さんが“散歩”は2回出ていった。

            元気だった。

             −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            テレビ、ままごとセットでの遊び。

            母さんが 外の光景の変化を見ると「ちょっと見てくる」と言って外に出る。

            道路向こうのよその駐車場にカラスを見かけ、見に行った。

            と言うことにヘルパーさんにつきあってもらって、見守ってもらった。

            洗髪をしてもらった。

        −−◎ケアマネージャー来訪。もうひとりのケアマネージャーも見えた。

            10月の計画について相談、確認、した。

            母さんのいる前では、話せないこともあるので、ケアマネージャーがまとめてくれた

            ヘルパーさんの私への要望についても知らせてくれた。

            すぐやった方がいいことと、返って混乱を増して、困る問題が発生するかも知れない

            事とがあった。

        −−◎夕方、苧ヶ瀬の池へ散歩

             本日の歩行総計約5Km


    2003.9.17(水) 晴れ

        −−◎7時起床。母さんに薬を飲ませ、7時15分くらいから、田圃方面へ散歩に出た。

             朝食は母さんの好みでパンにしているが、パンがなかったので ご飯の朝食

             にした。今日はご飯もおかずもほとんど食べた。

        −−◎食パンがどこかへ行ってしまった。ほぼ一斤分(未切断)。

            昨日食べ残りを再度 袋に収め、お菓子類の横、置いた。

            私の記憶はここまでである。母さんがどこかに移動したか。私が呆けてその後移動したのを

            忘れたか。考えて見つからないとイライラする。

            昨日、そのものが存在していたことは事実である。

            私か、母さんが 間違ってゴミ箱に捨てたかと、ゴミ箱を点検したが無い。

            二階から物置等、動き回るところを探したが無い。

            こんな大きな物を母さんの食習慣からすると、切りもしないで一度に食べてしまうことは

            あり得ない。

            そのうち カビカビになって、どこからか出てくるかと思うと憂鬱だ。

        −−◎娘、別の大学へ行っている近所の友達P子の所へ行き、夕方まで遊んできた。

        −−◎私が病院へ行くので、用意をして待機した。

            9時30分 ヘルパーさん(A)が来られたので、付き添いの付き添いをしてもらって、

            同乗し病院へ行った。

            10時の予約で10時20分頃診察は終わったが、お金の支払いで呼ばれたのが、10時48分

            だった。以前から感じていたことだが ここでは 事務処理の敏速化が望まれる。

            母さんは 私が診察室へはいったとき 姿が見えないので、廊下をあちこち歩いた

            ようだったがヘルパーさんがいてくれたので安心だった。待っている間は、いろいろお話ししたり

            持って行った絵本を見たり、していた。

        −−◎夕方、苧ヶ瀬の池へ散歩

             本日の歩行総計約4.8Km

         

    2003.9.16(火) 晴れ

        −−◎私、7時10分起床。母さん8時20分起床。年初より5月・6月頃まで母さんが

            5時半とか6時、6時半に先に起きていて、顔をつっつかれて起こされた。

            夏以後今日までは、傾向として、同時に起きるか、母さんが遅くまで寝ていて

            後から起きてくる。意味の解析は出来ないが記録として記しておく。

        −−◎8時45分、田圃方面へ散歩、

        −−◎朝食後は、母さんテレビを見て過ごし、私は雑用を済ます。

        −−◎娘は午後から、高校、大学が一緒のT子が遊びに来て、夕方まで一緒に過ごす。

            娘たち2人が、一時間ほど、近くの町中へ外出した際、室内で母さんの近くを通過した。

            その時その娘さんのヘアピンに興味を持って、手を触れたため、ヘアピンが取れて

            しまった。その娘さんは自分で髪をなおしたそうだったた。

            娘は以前からも母さんの病気のことは話していたのと、髪がすこしずれただけのこと

            だったので「きにしないで」と言われて済んだと言うことだった。

           −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            洗髪してもらった。“散歩”2回。顔、首、手拭きをしてもらった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            “散歩”一回。ボール投げ遊び、テレビを見てお話し

            まあまあ楽しく過ごした。

        −−◎4時から、苧ヶ瀬の池へ散歩に行った。

        −−◎夕食後、本屋へ行ってきた。


    2003.9.15(月) 敬老の日 晴れ

        −−◎ふたりとも7時30分起床、

        −−◎ゴミ排出日。

        −−◎8時、生協の袋を次の人へ持って行き、出たついでに、田圃方面へ散歩(45分間)

            日は射していたが風が少しあり、母さんの気分良し、途中にある家の庭先に

            寝そべっている犬に関心を示す。

        −−◎9時30分朝食。

        −−◎岩戸公園へ散歩。途中長椅子に掛けたら、また猫がいた。猫は数メートル離れて

            行き寝そべった。母さん「おいで おいで」をしていたら猫はこちらを向いて「ニャー」

            とひとこと。こちらへは来なかったが母さん満足のようす。

            そこへ小学生の姉弟が近づいてきてしゃがみ込む。(推測姉小4、弟小1)

            弟が姉に「さわってもいい?」

            姉たぶん「いいよ」と眼で合図し、自分も猫の背をなでていた。弟も頭から背に掛けてなでた。

            猫が弟の方へ顔を向けた。弟「わあっ」と言い退く。猫は特段に意図を持って振り向いた

            わけでもなさそうでそのまま姉がなでるままにさせていた。

            弟「かわいいけど、こわい」と言いつつもう一度手を出してなでていた。

            母さんはこのことをじーっと見ていた。興味深い物を見ていて必ず私に何か言うはずの

            場面だったが、ふたりがあまり近くにいたせいか、その時は何も言わなかった。

            そして、時間が経った後には、忘れてしまっていて何も言わなかった。

            母さんには こういう事が何回もあっただろうと推測される。言おうとしたことが

            各種の制約条件によって発言として現れずそのまま埋もれてしまったことが...。

            帰り道 手芸屋へ寄った。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、13:30から15:29まで、

            “散歩”2回。あとは出ようとして表に出るがすぐに戻ってきた。

            朝の内に洗濯をしたタオル(昔は店専用、今は8割方母さん専用)約20枚が乾いて

            いたので、ヘルパーさんとふたりでいるところへ、私が持って行くと、

            母さん「あー、ありがとうそこに置いておいて」と。このタオルは自分が管理すべき物との

            意識を持っていた。意識はあるが、たたもうとする行動は伴わなかったけれども。

            足洗い、顔 手拭きをしてもらった。室内の掃除機かけをしてもらった。

            テレビを見たりして楽しく遊んでもらった。

            私40分間昼寝した。

        −−◎4時10分から、苧ヶ瀬の池へ散歩に行った。周りの物に関心を示し、いろいろ

            おしゃべりをしたのは、例日のごとし。

        −−◎「お風呂の日」8時45分開始。

            脱衣は 抵抗したが暴れることはなかったので、説得5分、私と娘が脱衣させた時間5分で

            完了。ポイントを押さえて短時間に済ませるようになった。

            シャワーを掛けてあげていると、さっさと浴槽にはいってしまった。

            娘が上体部分だけ石鹸をつけて洗ってあげた。

            5分くらい、こころここにないような(怒ったような)表情と態度をしていたが、すぐに治って

            「あにゃまん、ありがとう」と何回か言っていた。

            浴槽の中で足なども洗っていたので、そのままにして「出る時は言って」と言いふたりは

            浴室から出て待っていた。少しして出てくる気配だったので、私が行き、「石鹸落とさなきゃ」と

            シャワーを掛けてあげた。 「おっちゃん、ありがとう」と言っていた。

            着衣も手伝ってあげなければならないが、本人に着る意志があるのでたやすいものだ。

            背中など3ヶ所にあせもか虫に食われたか赤いところがあった。

            9時25分にすべて終了した。そのころには機嫌の良い“通常の機嫌”に戻っていた。

            あとはテレビを見ながら、用意していたソフトクリームを食べて30分くらい過ごし寝させた。

            娘と話していたことは

            去年から長期に風呂に入らず第一回目に“強制執行”した頃とくらべて、アカも落ちてきた

            ことだから、自分で洗う意志もあるようだから 不充分かも知れないけれども、

            自分で洗わせてみようかと言うことにとした。それでも風呂に入らないよりはましだろう。

            洗ってあげられる場合は洗ってあげるが、自分で洗おうとする時は 洗わせてみることを

            一、二回やってみて、様子を見ることにした。


    2003.9.14(日) 曇り のち 晴れ

        −−◎ふたりとも8時起床。

        −−◎昨晩の「風呂入れ」は状況が整わず中止。

        −−◎8時15分から、田圃方面へ散歩。薄曇りで、少し風があり快適。

            母さん「寒い 寒い」と言った。歩きつつ「恐い恐い」とも言った。「暑い」の反対は「寒い」で

            「涼しい」と言うのがないらしい。ほぼ中間地点をすぎたころから、「暑い暑い」と言い始めた。

            その時々に感じることを、ちょっと前に言ったとか、言わなかったとかに関わりなく表現して

            いるので「暑い」「寒い」に関しては 大きい流れの中で、対応を考慮すればよく、

            一回一回の言葉には、それに同意していれば充分である。

        −−◎戻って私は台所で作業をしていた。母さんは店(=今は母さんの居室)でテレビを見たり、

            二階へ行ったり、台所へ来て、私にしゃべり掛けたり、していた。

            「恐い恐い、恐かったー」と私に言った。この恐い恐いは何か対象物のある恐い恐い

            のようだったが何を見たか不明。テレビの画面の移り変わりの中に、何かあったのだろう。

        −−◎母さん、テレビは月曜日から土曜日はNHKの幼児番組とか、学校放送番組を見ている。

            こどもがいっぱい出て来るから、熱心に見ている。淡々として読み上げるだけのニュース

            番組は、あまり関心を持っていない。

        −−◎娘は今日は午後から、高校時代の友達で名古屋の大学に行っているI子と

            名古屋市のプラネタリウムを見に行った。

            娘について言うと今夏にもう3回もそれぞれ違うプラネタリウムを見に行った。

        −−◎午後は 母さん盛んに「どっかへ行こう」のそぶりを見せていた。陽射しも強く

            “散歩”にいける状況ではなかったので行かなかったが、4時ころから、陽射しも弱くなったので

            苧ヶ瀬の池へ散歩に行った。今日は履き物は 取り違えていなかった。

        −−◎今日こそはと思っていた風呂も、母さんが笑いながらテレビを見ていたので様子を見て

            いたところ 見ていた番組が終わって9時になったら、「ふーん、ふ、ふ、ふー」と

            鼻歌まじりで、自分から二階へ行き、寝てしまった。(いつもは10時30分くらいまで

            起きているのに...)気分良く床についたのに、これから起こして一騒動することも

            あるまい、と思って再度延期した。

        −−◎母さんは 発病後5年を経過し、6年目に入っている。

            この段階の 母さんの記憶機能は、風前の灯火状態ではあるが残され働いている。

            機能の後退、機能の復活は一週間、あるいは1ヶ月消えては現れ、現れては

            消える、と言う風に出てきて次第に消えていくように思われる。

            その退潮の範囲内の事ではあるが、

            忘れるように仕向ければ忘れ、

            なるべく覚えているように、仕向ければ覚えている。

            例=ここ2ヶ月より以前には、あったことのない人や、見たこともない事象について

            学習機能によって新たに記憶として獲得したらしいふしがある。

            あちこちの10人近い(1年前から知っている人も、2ヶ月前から知っている人も含む)ヘルパーさんには

            それなりの愛想を示す、一方で、初見の餃子のセールス女性には あからさまに「恐い恐い」

            などと言っていた。新しい事象である車のバックミラーについての心遣いなども新規学習の

            結果であるようだ。


    2003.9.13(土) 晴れ 雨、曇り、晴れ

        −−◎7時30分起床、

        −−◎8時から田圃方面へ散歩。(約2.2Km。40分)

        −−◎11時、岩戸公園へ散歩、

        −−◎娘が家にいたので、私は1時半から2時まで昼寝。

        −−◎4時から、本屋、苧ヶ瀬の池へ散歩、帰り際、食品スーパーで買い物。6時40分帰宅

        −−◎3人でテレビを見ながら夕食。

            本日の歩行総計約5.4Km

            おおむね気分は良かったようだ。

        −−◎今夜は 母さんのお風呂の予定なのだが うまく行くかどうか....。


    2003.9.12(金) 晴れ と 曇り の繰り返し にわか雨もあり

        −−◎ふたりとも 7時30分起床。

        −−◎8時30分から、田圃方面へ散歩、一昨日は雨のため、昨日は忙しく、朝の散歩をしなかった。

            そのせいかどうか、意識がはっきりするのが、遅く、夕刻まで反応が鈍かった。

            今朝、散歩から帰った後は、普通の反応だった。

        −−◎今日は 半日デイサービスの日、雨だったので車で行った。

            あひるのぬり絵の続きを描き、かぶとむしのぬり絵を新しく手がけた。

            、スチール板に色紙を貼る細工をした。

            なぜかわずかに乗り気でないように感じた。大きい周期で乗り気の時期と、乗り気でない

            ような時期とあるようだ。乗り気の日も、乗り気でない日も 母さんの人生なのだ。

            と思い、のんびりかまえて過ごす。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            ボール投げをほんの少し、“散歩”は時々にわか雨のため行かなかった。

        −−◎5時から苧ヶ瀬の池へ散歩に行った。

            車から降りた時気づいたのだが、母さん左と右、別の靴を履いていた。どちらもゴム底の

            おそらく履いた感じはどちらも同じだろうが右は白、左は黒だった。

            取り替えに帰ると往復50分かかり、暗くなって母さんの心境では散歩は出来ない。

            「おっちゃん ありがとう」とわくわく喜んで歩き始めたのに帰るのは忍びない。

            意を決してそしらぬ顔で歩いた。母さんが気づいた場合どういう反応を示すかわからない。

            家の中でも時々間違えて履くことがある。その時は「あーっ」とか言ってすぐはき直している。

            品位を優先するか、散歩の実行を優先するかはにわかに決めがたいが、今日の所は

            散歩を優先することにとした。私たちとは逆回りに散歩する人たち10組以上に出会った。

            母さん外界の事物に注意が行き気づかず歩き通した。行き交う何組の人たちとは、

            別に知り合いではないけれども軽く「こんにちわ」と挨拶を交わした。現象的には何の

            反応もなかった。人は自分が気にするほど人のことを気にしないものだ。

         

    2003.9.11(木) 晴れ

        −−◎今朝は私の雑用多く朝の散歩に連れて行ってやれなかった。

        −−◎娘の友達、今日は午後からR子とY子が我が家へ遊びに来た。トランプ、

            その他のゲーム(テレビゲームではないゲーム)をして、ビデオを見て、おしゃべりをして

            夕方まで遊んでいった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、10:00から11:59まで、

            朝食、テレビ、ボール投げ遊び、掃除機、駐車場まで出るが散歩はせず。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            ヘルパーさんを避けるような傾向を見せた。途中、岩戸公園へ散歩に連れて行ったら、

            なおりかけた。まあ、こういう日もあるものだ。

        −−◎夕方、陽が斜めになってから苧ヶ瀬の池へ散歩に行った。一周して来た。

            

    2003.9.10(水) 雨のち曇り

        −−◎私6時50分起床。激しい雨降りだった。母さんは8時起床。雨は小降りになっていた。

        −−◎3人で生ビデオテープとおやつを買いに行った。水曜は診察が多い日で、ヘルパーさんの

            予定はない。今日は診察もない。

        −−◎午後は娘の同じ大学の友達N子が遊びに来て ビデオを見たりおしゃべりをして夕方

            まで遊んでいった。

        −−◎11時ころには雨が上がり、川島公園と木曽川河川敷公園へはしごで散歩に行った。

            途中で椅子に掛けて休んだりして、合計6Kmくらい歩いた。

            木曽川河川敷公園では、意味のつながらない話しをしていた。これは気分の良い時だから

            私は「うん、うん」、「そうだったの」、とか その時の語調、語気にふさわしい応答や

            「それでどうしたの」とか質問したりして聞いたいた。

            話しが一段落すると、日が射しておらずそれほど暑くなかったが、

            母さんの口癖で「暑い暑い」と言っていた。

            私「暑いけど、頑張って歩こう。年寄ってくると、人間足から弱ってくると言うから。

            体が弱くなるとあかんで、足腰を強くしておかなくては」と言った。

            母さん「おっちゃんが死んでまったらあかんで、おっちゃんが一番いろいろやってくれるで

            おっちゃんは何でもよくわかっているし、おっちゃんが一番大事や」ポツン、ポツンと言った

            ことをつなげるとこうなる。

        −−◎娘の報告

            ○1−−母さんには学習機能がまだ残っている。

            車の頭上にバックミラーがある。その横に西陽などがまぶしい時におろす日よけがある。

            3ヶ月ほど前に、バックミラーの大きめのを重ねてつけた。助手席で日よけを無造作におろすと、

            バックミラーが正しい角度からずれる。はじめのうち母さんはまぶしいと、バックミラーには

            お構いなく、日よけを無造作におろしていた。娘が「ゆがめないように」と言ったり、

            何も言わないで、バックミラーの角度を元の位置に直していた。「ここ一週間ばかりのことだけど

            バックミラーがゆがまないようにとの気遣いが見られる。」母さんが 日よけを左寄りにおろそう

            としたりする。結果はうまく行かないのだけれども「その気遣いがたいしたものだ」と。

            3ヶ月前に、新しい事態が加わって、日よけをおろすとバックミラーがゆがみ、それが支障の

            あることだと言うことを学習したことを意味する。

            ○2−−おもしろい言葉を繰り返すことを喜ぶ

            ある店の駐車場の道路向かいに「スナック とん」という看板があった。一回目に行った時は

            母さん「スナック とん やっておもしろい」と言っていた。2回目に行った時に私が店に入り、

            娘と母さんと待っていた。母さんが「スナック とん」と言うので娘も 相づちに「スナック とん」

            と言ったり「とん とん」とか言ったりしていた。娘「100くらい スナック とん、

            って言ったんやよ。」言っている間に私が戻ってきたので、車外への脱出をさせなくて済んだ

            と言うことだった。


    2003.9.9(火) 晴れ

        −−◎7時20分起床。

        −−◎昨晩、パソコンの点検依頼があった。個人用は取り扱っていないのだが、この人は

            私とパソコンの話しはしたことはないが、子供のころから知っている人で、初回のみ

            本日、見に行くことにした。2回目以降相談できる業者を紹介してあげる事にして。

            「見に行く」と言っても、点検内容はたいしたことではないが、母さんを連れて行くに伴う

            気遣いが大変なのだ。

        −−◎今日は いろいろ雑用があって 散歩は連れて行かなかった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            テレビを見たり、ぬいぐるみ遊びをしたり、ボール投げ遊び、まあまあ楽しくすごした。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            母さん「暑い、暑い」と言いつつも“散歩”に1回出た。

            バトミントン、ボール投げ、を少しだけやり、

            洗髪、顔、首を拭いてもらった。足洗い、靴下交換も。

            洗髪の後、自分から独り言のように「あーさっぱりした」と言っていた。

            途中、「ぎょうざ」(=中国料理のぎょうざ)のセールスの見知らぬ女性がはいって来て

            母さんのテンポより早く継ぎ目無く、しゃべっていたので、その人が出て行ってから、

            私の方へ来て「あーっ 恐かった。」と言っていた。

            元気だった。

        −−◎夕方は、娘がビデオを借りに行くというので、いっしょに車に乗っていった。

          −−◎就寝、間際になって、例のねずみが台所から、事務所の方へ通過した。

            台所にいた娘が 奇声を発した。どこかに隠れていたのだ。

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            静岡県 S・K 様 お便りありがとうございました。(2003.9.8)
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    2003.9.8(月) 曇り

        −−◎母さん、夕べ遅かったせいか8時まで寝ていた。

        −−◎散歩を兼ねて施設Aへ歩いて見物に行ってきた。在室時間は9時から9時32分まで。

            お茶をいただいて、やりかけのぬり絵を出してもらって、描いた。

        −−◎戻ってきて10時から朝食。

        −−◎娘は、同じ大学のN子と待ち合わせて、どこかへ出かけた。

        −−◎12時02分、岩戸公園へ散歩。曇り空で暑くなく条件良し。

        −−◎一時から昼食。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15:29まで、

            “散歩”数回。松葉ボタンの色がきれいだと言っていた。バトミントン遊び。タオルたたみ。

             30分くらい椅子に掛けて うとうと。

             私40分間昼寝した。

        −−◎5時から、苧ヶ瀬の池へ散歩。いろいろおしゃべりしていたのはいつもの通りだった。

            おしゃべりをするのは機嫌のいい時だ。時々「おっちゃん ありがとう」と言った。

            数えていたら「ありがとう」を26回言った。「ごめんね」を5回言った。「済みません」を

            2回言った。

            本日の歩行総計約4Km

            

    2003.9.7(日) 晴れ

        −−◎8時起床。

             岩戸公園へ散歩。陽は強くなってきていたが風は涼しかった。長椅子に

             腰掛けたら、下から黒い物が飛び出していって私は驚いた。陽射しに眼が

             慣れていて木陰にある長椅子の下の地面は黒土で黒猫が寝ているのに

             気付かなかった。 母さんは「あっ猫や」と猫の行えを目で追っていた。

             私は冗談に「おっちゃんがびっくりしたんやから、母さんも びっくりしやーよ」

             と言ったら「そんなー」と言って「ハハハッ。ハハハッ」と笑い続けていた。

        −−◎ 日中は暑かったので、母さんには外には出させなかった。テレビを見たり

             家の中で行ったり来たりしていた。。

        −−◎3時ころから、木曽川河川敷の公園へ散歩に行った。まだ陽は強かったが

            木陰もあり、風もあったので何とか歩くことが出来た。

        −−◎本日の歩行総計約5Km

        −−◎夕方は3人で買い物に行った。

        −−◎お風呂は、10時50分から開始し入れた。脱衣は15分で出来た。私は

            いつものように風呂の効用について、話したが、大声を出さなかったし、

            手を取ってはいたが強い力は加えていなかった。

            母さんは袖をはずすのに協力する動きと、脱がさせまいとする動きと

            相矛盾する動きをしていた。浴室にはいっていた時間は、20分。

            今日は洗ってあげて、シャワーで流してから浴槽に入った。娘が主として

            洗ってあげた。何回も「あにゃまん、ありがとうね」とか「おっちゃん、ありがとう」

            と言っていた。顔は娘が手に石鹸をつけて「これで顔を洗うから目をつむっていて」と

            言うと母さん目をつむって洗わせていた。

            一通り終わったので母さんだけにして 後は自由にさせて置いたら、浴槽から出たり

            はいったりタオルでこすって洗ったりしていたが、5分くらいして出てきた。

            バスタオルを渡すと自分で拭いていた。補助的に拭いてあげて着衣を順番に

            渡すと自分で着た。

            ここ一年くらい、衣服は起きている時も寝ている時も同じ物を着ている。

            つまり着替えをしていない。着替えをしなくなったのは、着替えをやろうとしなかったり、

            強く言って、着替えさせるとなかなか寝なかったり、「恐い恐い」と言い出したりするので、

            気分を安定させて寝させることが大事、と考えた結果だ。風呂に長期間入って

            いなかった時は昼間に着替えだけを時間をとってやらせていた。

            今日ズボンをはく時「これは私のと違う」と言いだした。こだわって頑固に言い出すと

            困ったことになるなと思いつつ「さっきのは洗濯したから今日はこのズボンだよ、これも

            ずーっと前からはいている母さんのズボンだよ」と3回戻したり、差し出したり、

            していると、はき始めたので やれやれと思った。着衣終了11時30分

            おやつを食べて12時に寝た。

            娘が言う「言葉か通じると言うことは、すっきりすることだ。この前はわからなかったのに

            今日、石鹸つけて『顔を洗うから眼をつむっていて』というと眼をつむっていたもの」

             

    2003.9.6(土) 晴れ

        −−◎7時30分起床。台所へははいらず、田圃方面への朝の散歩。

        −−◎生協配送日。

        −−◎台所を使用せず、朝食。

        −−◎雑貨屋で「嫌鼠剤」(毒性はないが、臭気でねずみを追い払う)や、ねずみ捕り器を

            買ってきて、母さんは店で娘とテレビなど見て、待機させて台所へはいり、ドアを

            閉め切って物を移動して、ねずみを点検していった。

            外に出る事が可能な箇所はないのに、1時間以上探してもねずみを発見できなかった。

            でねずみ捕り器と粘着性のねずみ捕り紙を設置して作業をひとまず終了した。

            発見次第再開することにした。

        −−◎母さんは 店の入り口を差して、時折「外へ行く」と言っていたが、「今はまだダメ」

            と言っていかなかった。

        −−◎夕方、苧ヶ瀬の池へ散歩。あひるがおよいでいた。亀が10匹以上石段にあがっていた。

            「あひるが5匹」と言っていた。(本当は4羽だった。)「かめかめが登っている」とも言っていた。

            鯉も亀も売店の周辺に多くいるようで、湖面に何も見えない箇所もある。そう言うところでは

            さっさっと歩いて行く。「おっちゃん、ありがとう」と言う。意味無く儀礼的に行っているのかと

            思ったが、そうではないらしい。

        −−◎コンビニでおやつを買った。レジの人(今日は50歳台の女性)が

            「手をつないで仲がおよろしいんですね」とおせじを言った。

            私 にこにこして「仲良くしていなければならない事情があってねー」。

            レジ係「そうですか。それは失礼しました。」。

            私「いいえ、失礼ではありません。そう(仲が良い)言っていただいて、うれしいですわ」

            と言い、代金を払って退いた。母さんの背中襟下に名札が縫いつけてあるのを見て

            何かを感じられたかも知れない。

            ○○母さんこのごろ手をひっぱっていないと、代金を払っていないものを つまみ食いする

            ことがあるので店内では手を引いて歩いている。

            ○○母さんが病気であるとはいえ、歩くのに支障があるわけではないので 出来るだけ外へ

            連れだしの場合も 病気についてはオープンにしている。

            人の眼、声については、その主の意図が善意(=事情をよく知らず)であり、

            悪意(=積極的攻撃意図)でなく、結果においても何事もないと予想される時は、

            無視している。私自身がもし見慣れぬ、いでたちの人を見た時は、よく観察するだろう。

            2回か、3回見て、同じ、いでたちだったならば、「物珍しそうには見ないでおく」と言う

            「教養ある」立場に立つことが出来るだろう。

            物珍しそうな眼は多くの場合、事物に対する理解の過程であり、喜ばしきことに属する。


    2003.9.5(金) 晴れ

        −−◎朝5時から1時間くらい、母さんは起きていたようだが、明るくなっていたので、

           そのままにしておいた。もう一度寝たようで、7時30分、私が起きるまで寝ていた。

        −−◎薬を飲ませてから、8時40分から9時10分まで、田圃方面へ散歩に行ってきた。

            なにやかや見つけた物をいろいろしゃべるのはいつもと同じ。

        −−◎9時30分から、施設Aへデイサービスに行った。娘はまだ学校は夏休みなので、

            付添人を娘にやらせた。今日で2回目だ。娘は小道具として、ぬいぐるみ、絵本、などを

            持って行った。私が車で乗せて行き、私は帰ってきた。

            ぬり絵などして過ごし、楽しく過ごしたと言うことだった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            バトミントンをほんの少し、“散歩”2回。顔、首、手拭きをしてもらった。

            機嫌良し。

        −−◎我が家の周辺の環境の中では、驚くほどのことではないのだが、昨日(9.4)ねずみが

            侵入してきていた。最初娘が廊下を横切ったのを見たという。本日も夜8時ころ

            「横切ったのを見た」という。母さんと娘が寝てから、1階各部分を探索した結果、台所の

            区画内で移動したのを 私も発見した。「明日まで待とう」と通路のドアを閉め切り

            にして寝ることにする。

            ねずみは我が家では20年来、音を聞いたり、姿を見たことはなかった。母さんも娘も

            昆虫とか、小動物(小型犬と猫を除く)をことのほか嫌っていて、視覚にはいると奇声を発する。

            外の風景の中にそれらがいる時は、こちらに近づいてくることがないから、安心して喜んで

            見ているのだが...。

            明日は 「ねずみ捕獲作戦日」となる。追い出すか または 捕らえて遠くに捨てて来ることに

            なるだろう。


    2003.9.4(木) 晴れ

        −−◎7時00分起床。

            洗濯機セット、ゴミ出し、台所用意。

        −−◎9時から9時40分まで田圃方面へ散歩。陽射しは強かったが、秋風が吹き涼しかった。

            田は、ようやく稲穂が出そろったようだ。冷夏で、枯れかけた田があって、

            あそこに一枚(一区画)ここに一枚と青田刈りがしてあるところがあった。

        −−◎戻ってから母さん朝食。

        −−◎娘は夏休みがまだ続いていて 高校時代の友達 I子のうちへ遊びに行った。C子とT子

            も来るという。ひとりは名古屋方面の学生、後は娘と同じ大学の学生。

            この年代の子にとって少人数仲間(=小さなコミニュテイー)は重要な生活要素で、

            娘はいくつかの ところに、顔を出していて、休み中は忙しい。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、10:00から11:59まで、

            “散歩”に2回行った。顔、手拭き、爪切りをしてもらった。掃除機をかけてもらった。

            私が、朝食の器を片づけいあげるため 席を外した時母さんが「私のために、

            こんなことをしてくれるの」とうれしそうに話していたそうだ。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            私にくっつきっぱなしで、時々「暑い暑い」と言い ヘルパーさんに、かれこれ合計で

            1時間ぐらいはうちわであおってもらって、うつらうつらしている時もあり「お姫様」

            でした。

        −−◎夕方は苧ヶ瀬の池へ散歩に行った。

        −−◎総じて言うと本日の気分は良し。

        −−◎本日の歩行総計約5Km

        −−◎明日は 朝から昼食後までデイサービスに行く予定。

         

    2003.9.3(水) 晴れ

        −−◎7時00分起床。

            家事を済ませて田圃方面へ散歩。

        −−◎県立病院診察。8時45分に着き、9時15分に病院を出た。

            注射はいつものように中待合いイスのとこでやってもらいうまく行った。

            終わった後、喫茶チボリへ連れて行ってやった。

            病院のことや、喫茶店のことを昼頃になってから聞いても行ったことを覚えていない

            ことが多い。「知らん」と言ったり、「うん」と言ったりするが、肯定的返事をしても本当は

            覚えていない時は生返事をする。しかしまったく記憶が無いというわけではないようだ。

            ふと別の時に「県立病院の注射は痛い」と言ったりする。(県立病院の注射が特に

            痛いというわけではなく、このところ注射をしてもらっているのが県立病院だったということだが...)

            県立病院へ行くと表情が曇り、喫茶チボリへ行くと表情がうれしそうな顔をする。

        −−◎午前中は、外回りの諸事を処理した。

        −−◎午後は、飛騨プラネタリウムで「宮沢賢治の銀河鉄道の夜」をやっていたので見に行った。

            夏休みも終わったせいか観客は我が家の3人だけだった。

            母さんは「夜になってしまった。」(プラネタリウムだから星空が見える)とか、物語の映像が

            映し出されると、「きれい」とか、「かわいい」とか言っていた。

            物語の展開で真っ暗になると(非常口も何も見えないほんとの真っ暗)、

            母さん「おっちゃん、わからへん、どこにおるの?」と私の顔をぺちゃぺちゃたたいたり

            していた。私「ここにいるよ、映画みたいな物だから大丈夫だよ」。

            目の前で展開していることについては自分なりに状況を捉えて言うことが出来る。

            過去のことを話そうとすると、時間と空間が混線してしまうようだ。

        −−◎母さんはいつも「どっかへ行こう」と言う、車に乗って移り変わり展開する風景を見たり、

            見たこともない光景、事物を見るのが好きのようだ。帰ってきて聞いてみると、言葉の上では

            覚えていないけれども、また次の日には「どっかへ行こう」と言う。

            「どっかへ行こう」と言えるうちに、食品スーパーで自分の好きな食べ物を かごにとる

            ことが出来るうちに、やってあげようと思う。(可能な範囲内ではあるが..)


    2003.9.2(火) 晴れ

        −−◎7時起床。

        −−◎7時45分から田圃方面へ散歩。8時30分まで。

            水を張った休耕田に かるがもが今朝は8羽いた。

            交通事故直後の所に通りかかった。パトカーが来ていた。

            一台の車は、左側面 前輪上部から 前座席ドア、後部座席ドアの半分あたりまで

            弧を描くようにまあるく凹んでいて損傷がひどいようだった。

        −−◎散歩から戻ってすぐに、今度は施設Aへ「見物」に行った。9時30分まで。

            水を張った休耕田にさしかかった時「さっきはいたのに、もういないよ」と言った。

            主語を言わないことが多くなったが かるがものことだ。

            最近では5分前のことも忘れているのに、30分前のことを覚えていて、自分で言い

            出したので、私は おーっ と思った。

            ぬり絵を出してもらって描いていた時、ふと「くしゃくしゃにつぶれておったよ、私見たもん」

            私「自動車か?」。母さん「うん」

            初期のころは、忘れたことが記録されたが、いまは、覚えていたこと、積極的なことが

            記録される。

        −−◎10時、娘が休みだったので、3人で喫茶「チボリ」へ行った。池の鯉に関心があった。

            出たあと、岩戸公園で散歩し、金華山ドライブウェイの展望台まで行って帰ってきた。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            テレビを見たり、ぬいぐるみ遊びをしたり、まあまあ楽しくすごした。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            母さん「暑い、暑い」と言いつつも“散歩”に2回出た。

            バトミントン、ボール投げ、を少しだけやり、駐車場の草むしり、して手を洗ってもらった。

            洗髪、顔、首を拭いてもらった。

            元気だった。

        −−◎本日の歩行総計約2.2Km

        −−◎今日はお風呂の予定。今日はうまく行くか?

        −−◎今日はみんなでテレビを見ている時間から、「今日はお風呂の日だからはいろうね」と

            話していた。(実際はいった時間から逆算して2時間前から)。

            話したことは、

            気分がさっぱりすること。

            あせもでかゆくなったりするのを防ぐ

            血行が良くなって健康にも良い

            10分置きくらいに ポツン ポツンと話していたら「うんうん」と納得していた。

            最初に風呂のことを言って一時間経ったので、脱衣場の方へ誘導して、ブラウスの

            ボタンを上から三つまではずしてあげた。これには抵抗しなかった。その後ははずさせ

            ようとしなかった。母さんはその場を去って、台所で、皿洗いをしていた。今日は

            スポンジたわしを使って洗っていたので、為すままにさせて置いた。

            皿を洗ってこちらを向いたので、手を取って母さんの目を見て、お風呂の効用に

            ついて話した。「おっちゃんも あにゃまんも 母さんも3人仲良しやし、母さんのために

            風呂にはいろと言っているのやから、言うこと聞いてはいらんといかんよ」と言ったり、

            「実行行為として、服を着たままでいるなら、はさみで切断する。服を切るだけだから

            痛くもなんともないよ。だけど服がもったいないね。“人権”を守るためだから致し方ないけど」

            「お風呂へはいることはいいことだ。いいことをしているのに、いじめに遭っているように

            抵抗するなら、今後何年もこんな事を続けて風呂へいれてやるなんてもういやだ。」

            と言ったりした。二階へ行こうとしたり、店(=今は母さんの居室)へ行こうとしたりした。

            娘が二階への通路のドアをふさぎ、私が店への通路をふさいでいた。

            娘が「卯の花の匂う垣根に〜〜〜」と夏は来ぬの歌を小声で歌い始めると、母さんも

            それに合わせてハミングをはじめた。顔もほほえみ顔になってきた。

            「さあ 服脱ごうか」と私が言い、娘が残りのボタンをはずしてやる時、少ししか抵抗

            しなかった。ボタンをはずしてから脱がせにかかると、自分でも腕を袖からはずそうとした

            ので状態上着はその時簡単に脱がせることが出来た。ズボンはちょっと抵抗していたが

            上体衣服と違って、垂直におろせば良いので娘がおろした。2時間かかったが、

            いざ脱ぐと言う時の抵抗は前回より少なかった。

            浴室にはいると、いきなり浴槽にはいった。

            母さんが浴槽に入ったまま、今日も娘が洗ってあげた。「あにゃまん、ありがとう」とか

            言うことやその他の光景は前回と同じなので省略する。

                 

    2003.9.1(月) 
        −−◎7時30分起床。母さんも今朝は寝ていて、私が起きると物音で同時に起きて来た。

        −−◎7時50分から、田圃方面へ散歩。この時間は歩いている人も多い。玄関あたりを

            掃除をしている人もいる。私は当然だが、母さんも何にかの人に笑顔で挨拶をしていた。

        −−◎施設Aへ9時着9時29分まで、「見学」に行った。いつもそうだが、職員の人が気分良く

            対応してくれて、母さんもご機嫌だった。

        −−◎娘は近所の別の大学へ行っているP子の家へ遊びに行った。

        −−◎母さん朝食。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15:29まで

            私の商品配達に母さんがついて行くのでヘルパーさんに同乗してしてもらった。

            過去、行方不明“事件”、のうち2件はどちらも仕事先でほんの数分の間にどこかへ

            行ってしまったものだった。そのほか配達に行き、車からどこかへ行ったり、

            相手先の事務所まで付いてきていたのに、先に外へ出てどこかへ行ってしまったり

            したが気づくのが早く、発見できたのが数回あった。

            今日は安心だった。母さんも相手をしてもらって退屈しなくて、楽しそうにしゃべっていた。

            配達の商品は2000枚セットの用紙と小袋が2袋だった。得意先で車から降りた時、

            母さんが「重いから、一つ持ってあげるわ」と言った。「あっ そう じゃこれを持って来て」と

            小袋が2袋の方を渡したら、相手先事務所まで持って来てくれた。

            帰宅してから、足洗い、靴下交換、顔、首、手拭きをしてもらった。

            そのほかは テレビを見たり、記憶の片鱗は見えるが、筋道のわからない話をして、

            楽しんでいた。

        −−◎本日の歩行総計約2.2Km


    2003.8.31(日) 曇り 時々 晴れ 薄曇り

        −−◎母さんは昨晩は10時に寝て、今朝は6時半ころから起きていた。私は8時に起きた。

            娘、特別講義の3日めで学校へ行った。

        −−◎町内自治会で「防災の日」の訓練行事があったが、母さんはとても行動をともにすることが

            出来ないと予想されたので参加しなかった。

        −−◎諸事に加えて、今朝は漢方薬の薬をオブラートに包み込みをした。18包分。

            漢方薬を飲まないというわけではないが、バラバラの粉を口に入れるのが大変だ。

            それでオブラートに包んで飲ませるようにした。はじめのうちはその方法で飲んでいたが

            そのうちに、ティッシュにはき出したり、トイレにはき出すようになってしまった。

            で今度は、お湯をたっぷり用意して、薬を口に含んでから、3分以上、ぬいぐるみや

            おもちゃを見せたり、テレビの方へ気を引きつけたりしながら待つことにした。3分経てば

            オブラートが溶けている。溶けたころを見計らってお湯を飲ませることにした。

            最近ではこの方法でうまく行っている。

            18包分というのは、一回一回ではめんどうであるし、多すぎると湿気を含んでしまうので

            18が適量である。ジャムの空ビンに、菓子などに付いている「乾燥剤」を入れておく。

        −−◎9時30分から田圃方面へ散歩に行った。

        −−◎10時30分から母さんは朝食、私の特製の喫茶店仕様(パン、サラダ、フルーツ、牛乳)

        −−◎午後の散歩は、川島町緑地公園へ行った。ここは内周歩道沿いに木が無いので

            夏場には不向きだが、今日は曇り空で散歩にはいい条件だった。

            遊具周辺には親子連れがたくさんいて、母さんは、少しの間さまざまな動きをする幼児たちを

            見入っていた。 親と学齢前幼児がほとんどで、いつもはいる小中学生は、数えるほどしか

            いなかった。今日は夏休み最後の休日だ。小中学生は「宿題」の仕上げ日かな?

        −−◎本日の歩行総計約4Km

        −−◎特に機嫌が悪くなること無し。

              

    2003.8.30(土) 曇り のち 晴れ

        −−◎2人とも7時起床。

            娘、今日も 特別講義で学校へ行った。

            朝の散歩は無し。生協配送日。

        −−◎今日は母さんの、「おっちゃん、おっちゃん」をかわしながら、テレビを見させておき、

            洗濯と皿洗いを済ませた後、営業用請求書の作成をした。「集金に来てくれ」との

            電話もあった。その予定も立てた。

            倉庫の整理もした。

        −−◎夕方、涼しくなるのを待って、岩戸公園へ散歩に行った。「バラの花がきれい」と言い

            ちょっとの間たちどまって見ていた。オシロイバナの桃色系明るい赤紫がこのみで

            「いい色している」と言って見ていた。

          −−◎このごろ母さんに日常会話が通じにくくなっている。しかし通じる時もある。

            今日の例1。母さんが娘の座るイスに、台の用途にして何か置こうとしたので、娘が

            「そんな所に置かないで、あそこに置いて」と言ったところ、いつもは「うんうん」と

            返事をしながら、そこに置いてしまうのに、今日はイスには置かず、指定の場所に

            置いていた。

            今日の例2。娘が私に、自分のパソコンの何かの画面を見せようとして「見て、見て」と

            部屋を隔てた向こうから読んでいた。母さんは、少しゆっくりめの会話でないと、反応しない。

            「見て、見て」などの早口の呼びかけには反応していなかったが、今日は母さんが

            呼びかけられたと思ったのか、部屋の窓に行き「なにー?」と言ってのぞいた。

            今日の例3。もう一つあったが私が忘れた。


    2003.8.29(金) 晴れ 雲あり 

        −−◎2人とも7時起床。

            娘、特別講義で学校へ行った。

        −−◎田圃方面へ散歩。(2.2Km)

        −−◎9時30分から私が付き添って、施設Aへデイサービスに行った。歩いていく予定だったが、

            帰りの暑さが予測できなかったので、車で行った。

            血圧は測ったが、「熱はない」と言い、体温は測らなかった。

            ○ぬり絵をした。前回続きの「キャンプで昼寝」の絵と「干してある洗濯物」の絵を塗った。

            ○体操の時間では、このくらいの体の動きは、支障なくできるはずだが、前々回までは

            見ているだけでやっていなかった。「これはやる物なのだという気持ち」がなければ

            出来ないものだ。「先生」がやるのを見ながら、私が手を取って動かしてやった。

            10種類くらいある種類のうち、2種だけ、そのほんの一部分まねて自分で手と足を

            動かしていた。退歩と獲得の闘いだ。本人に意欲と興味があるならば、退歩曲線の

            下降を緩やかにすることが出来る。という理屈になるが.....。

            ○みんなで歌を歌った。10曲ばかりやったが、「四季の歌」を歌った時は、合わせて

            歌っていた。

            昼食はレタスとコーンスープを少しだけ残したが、あとは全部食べた。

            昼食後帰宅。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            ままごと遊び、“散歩”2回。顔、首、手拭きをしてもらった。

            機嫌良し。

        −−◎3時から河川敷公園へ散歩。(4.4Km)薄曇りで条件は良かった。

            植物の名札を読んだり、見つけた物を知らせてくれたり、時空を越えたお話しをして

            くれたりして歩いた。時空を越えた話しをする時は、「何かしゃべらなければ」という

            気持ちもあるが、落ち着いている時でないとしゃべらないので、今日は気分が

            良かったと言うことか?

        「なんか バラバラになってしまった」とも言った。

        −−◎夜は娘の買い物で「カラフルタウン」に行った。タウン内の書店で歯科医の ごとう先生に

            あった。普段着の先生に気づかなかったが声をかけられて初めてわかった。

           

    2003.8.28(木) 曇り

        −−◎私は7時30分起床、母さんは朝涼しかったせいか9時10分まで寝ていた。

        −−◎曇っていて涼しかったので田圃方面へ散歩。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、10:00から11:59まで、

            朝食を食べるのを見ていてもらった。

            掃除機をかけてもらった。

            “散歩”に2回行った。途中、男の子がメダカを捕っていて、バケツの中をのぞき込み

            「かわいい」と言っていたそうだ

        −−◎1時間30分次のヘルパーさんまであるので、もう一度田圃方面へ散歩に行った。(45分)

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            この時間ころから雨になり、母さん外出できず。

            顔、首、手拭きをしてもらった。バトミントンのお相手をしてもらい、

            テレビを見ながら、お話しして、もらった。外に出られないので、私の方へ

            声をかけたりもしたが、結構楽しそうだった。

        −−◎ケアマネージャーが来られた。8月の追加の確認と、9月の予定の相談をした。

            介護度変更に伴う、内容変更については、次回来られる予定。

        −−◎4時から苧ヶ瀬の池へ散歩に連れて行った。

        −−◎娘は、昼から、高校時代の友達と(同じ大学のT子、C子、別の大学のI子)遊びに行った。

        −−◎ここ数ヶ月の、母さんへの対応の基調は、余生を楽しんで生きて行くことである。

            5年前の病気後から生活の基調は 「楽しんで生きていく」事であったが、病気の

            進展具合によって時々の内容や対応は違っていた。

            いま、積極的に意思表示することは、食べること、外(散歩)へ行くこと、ぬいぐるみ遊び

            「ちょっと、こっちへおいでよ」と誰かがそばにいることを誘うこと、テレビを見ること、

            珍しい物を見た時私や娘に知らせること、などである。不規則に散らかっている物を

            気にする。

            そのほか日常生活の“模擬”の様な行動をとるが、皿洗い、洗濯取り入れたたみ、

            かたづけ、をしているつもりらしいが、結果はそうなってはいない。

            そのほか、生活小道具を定位置でないところへ移動したり、

            “お出かけセット“にタオルやティッシュを詰め込んでおくなど。

            表現は「暑い」「寒い」「痛い」「かゆい」「恐い」「きれいな色」「可愛い」

           「おとぼけ」「おもしろい」とか言う。

            誘うとやることは、ぬり絵、バトミントン、ボール投げ遊び、ぬいぐるみ遊び、

           一緒に花に水をやること、絵本を見ることなど。トイレは自分で行くが、一緒に外へ出て

            遠くへ行った時は一時間をめどに、「トイレに行くか?」と聞いてやる必要がある。

            日常生活で必要なことで、母さんに積極的にその意志がない身の回りのことは、

            そのようにし向けてやるようにする。洗髪、顔拭き、足洗いなど。ヘルパーさんの

            協力も大きい。

            拒否することは、衣服の着替えと、風呂である。風呂は週一回無理矢理入れている。

            夏場は2日に一回くらいは入れたいが、本人も私や娘の労力も大変だ。

            で、昨今の対応の基調は「必要なことは無理矢理やることもあるが、あとは本人の

            気のおもむくままに、あるいは適度に促して、本人が生活を楽しんで生きるよう

            努めている」と言うところか。

            

    2003.8.27(水) 晴れ

        −−◎水曜日は病院へ行く頻度が高いので、ヘルパーさんの来訪日に設定していない。

            しかし今日はどこの病院もないので、何の予定もない1日だった。

            午前中、諸用をして、12時から琵琶湖へ出かけた。前回8月24日は下見

            だったので、途中で折り返したが今回は一周して来た。

            途中長浜と湖北の展望台、湖西の「道の駅−風車村」へ行ってみてきた。

            帰宅は午後9時13分だった。

            母さんは琵琶湖を見て「海みたいやねー」と喜んでいた。車を停めたところでは

            目標物まで歩いたので、結構、散歩もしたことになる。娘は運転を私と交代したりして

            ほこほこしていた。

            

    2003.8.26(火) 雨

        −−◎7時起床。

        −−◎8時、外へ出たが、雨が降っていて室内へ戻った。傘をさして家の周辺を散歩してきた。

        −−◎施設Aへ朝の見物に行こうと思ったが、雨だったのでやめた。

        −−◎今日は娘の友達T子らが家へ遊びに来て朝から夕方まで遊んでいった。。

            ビデオを見て、マンガを読み、ゲームをして、おしゃべりをしていた。にぎやかなもんだ。

            店(=今は母さんの居室)にあるのは、我が家としては大型テレビ、娘の部屋には

            小型テレビ。午前中は店でイスに並んで観ていた。母さんは人が来ると喜ぶ。

            「人」というのも、微妙であるが、幼児が母親の目を見て第三者の状態を判断

            するのと同じように、私や娘が許容する人が、母さんの許容する人である。

            見知らぬ何かのセールスの人が来ると私も顔では笑顔を作りつつ、セールス氏を

            早く立ち去らせようとする。そんな状況を、敏感に読み取って、母さんは知らぬ

            ふりをする。

            娘の友達は、歓迎する人に分類されていた。ヘルパーさんが来た時、母さんは

            チョンチョンと指さして、「可愛いやろ」と言っていた。

        −−◎午前中、岩戸公園へ行き2周廻り散歩して来た。

          −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            昼食を見ていてもらった。ぬいぐるみ遊び、など。“散歩”は出なかった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            洗髪、バトミントン、“散歩”3回。まあまあ落ち着いていた。

        −−◎4時から苧ヶ瀬の池へ散歩。一周す。 散歩を終わって、車での帰り道に

            「なんか恐いねー」と言った。相づちのように私も「こわいねー」と言うと

            「おっちゃんも、恐いんやねー、恐い恐い」と言っていた。

            自己の現状について、自覚している。「正常人」がとっさに状況判断の出来ないような

            恐ろしさに直面した時、叫声を発し、混乱した行動をとるだろう。(何事も例外はあるが)

            それは状況に対する反応としては正常である。「恐い恐い」は正常な反応である。

            ただ、自身も、周りの人も、それ(病気の原因)を現状の現代医学では、解明し、

            解決することが出来ないところに、本人も、周りの人も、こころ痛めるところがある。

            で、「解決しない、問題に、はまりこんで、しまうより、おだやかな方がいい」ということになる。

            研究者は人類のために、解明に努めてもらわねばならぬ。

        −−◎夕食後、虫取りを買いに薬局へ。


    2003.8.25(月) 薄曇り

        −−◎7時起床。

        −−◎ゴミだし、生協の袋を次の人に届けて、田圃方面へ散歩。
        --------------------------------------
            ○○散歩コースのおよその距離○○

            家の周辺=・・・・・・・・・300m

            田圃方面=・・・・・・・2.1Km

            岩戸公園=一周・・・・・650m

            苧ヶ瀬の池=・・・・・・2.2Km

            河川敷公園=・・・・・・4.4Km

            施設Aまで 片道・・・・1.2Km
        ---------------------------------------
        −−◎散歩後朝食。

        −−◎母さんの不可解な行動に娘が怒って暴れた。すぐに納まったが....。

            母さんには自分のせいだという、自覚はなく、午後になって、「小さい子が泣いていた。」

            と言っていた。

        −−◎午前、岩戸公園へ行き2周散歩してきた。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15:29まで

            昼食を見ていてもらった。足洗い、顔拭き、手拭き、バトミントンなど。

            テレビを見ながらお話し、散歩3回。

            来られた時、「あっ、誰か来た。あっ、赤い車の人が来た。」と言っていた。

            月曜日の人は「赤い車」に乗ってこられる。

        −−◎4時、娘が用件があって大学まで行った。ついでに母さんものせていってもらって、

            ドライブしてきた。学校までは、車で行けば片道30分。バスだと片道1時間。

        −−◎母さん、「クーちゃん」(犬のぬいぐるみ)に話しかけ、人形使いのように動かして動作を

            作り出していた。


    2003.8.24(日) 晴れ

        −−◎7時30分起床。

        −−◎8時から田圃方面へ散歩した。

        −−◎午後3人で、長浜から湖北町方面へドライブに行った。帰宅は6時40分。

            母さんは風景を見て、相変わらず看板を読み、目に見える物をつなげて

            いろいろ「お話し」をしてくれた。西陽が注す沿岸道路では白い湖面と白い雲のみで

            あったが北へ来て、湾になったところでは、湖面の色は山を移して緑になり、家と田の

            ある風景が広がっていた。途中で引き返し、「道の駅−湖北みずどりステーション」で

            小休止してから帰ってきた。

            母さんは珍しい物を発見すると教えてくれた。

            ☆幼児が行水をする円形のビニールプールのような物に乗って釣りをしている

            人がいた。

            ☆みずうみとは分離した遊水池に我が家周辺で見かける鷺とほぼ同じ形と大きさの

            鳥が70羽くらいいた。(当然私も見ているのだが...)

            帰りには途中30分くらいは 時間と空間を越え不順列・不整合に連続させたお話しを

            してくれた。そのうちに居眠りなどもしていた。

            今日は 「ご機嫌」が良かったと言うことだ。


    2003.8.23(土) 晴れ

        −−◎昨晩は「お風呂作戦日」。夕方になって冷房が効きすぎていたのか、

            あるいは何の考えもなしにか、タートルネック(=とっくり)の薄手の長袖シャツを

            どこからか出してきて着込んでしまった。

            前ボタンのブラウスや前ボタンの下着でさえも脱がせるのに大変だと思っていたのに、

            その服だけでも脱がせようと冷房を切って温度を上げた。20分ほどで30℃に

            なったのに、追加着用したシャツを脱がなかった。

            娘は「風呂へ入れさせるのをを知っていて、着込んだのだ」とぼやいていた。

            仕方なくいつものように無理矢理脱がせて風呂に入れた。娘も何かいらついていて

            無理矢理洗ったので「痛い痛い」と言っていた。

            途中まで洗ったら、流さずに浴槽へはいってしまったので、そのまま見ていた。

            自分で少し足のあたりを浴槽の中で洗っていた。しばらくすると出てきたので、

            タオルで拭いてあげて、着衣を一着ずつとってあげて着させた。

            すぐ自分で二階へ行き寝た。

        −−◎昨日は一日の機嫌はやや悪かった。

        -----------------------------------------------------
        −−◎7時起床。

        −−◎田圃方面へ散歩。

        −−◎生協の配送日。

        −−◎気温が朝から30℃を超し、午後は37℃でその間外出せず。

            午後も、母さんは盛んに出たがっていたが、外出せず。

            夕方、5時過ぎに、娘と3人で食品スーパーへ買い物に行った。

        −−◎ヤモリが店(=今は母さんの居室)に侵入してきていたので とらえて植木の所へはなしてやった。

        −−◎ぬり絵について娘が言う 「ぬり絵は 休み休みだがやっている。付け加えて描く余白があると

            いいかと思う。このあいだ、ぬり絵のあいた部分に自分で草とか虫とか描きたしていた。

            ただ白紙の紙だとじっと見ていて描かないだろうし」と観察していた。


    2003.8.22(金) 晴れ 

        −−◎7時起床。

        −−◎田圃方面へ散歩。水張り休耕田にカルガモが今日は8羽いた。母さんが1羽、2羽

            と数え、正確に8羽と数えた。このごろ5以上の数を言う時+1した数を言っていた。

            5の時は6と言い、6の時は7というように。

        −−◎半日,デイサービスに行く日。

        −−◎今日は、付添人を娘にやらせようとして、施設Aへ3人で行った。 

            私は、5分ほどいて、娘には眼で合図をし、母さんには、娘をめんどう見ているようにと

            「この子がわからん事があるかもしれないので、見とってやって」というと「うん、うん」

            と言っていた。外に出てくるまで半道ほど戻ったところで、携帯電話が鳴った。

            車を停めて、聞くと、娘が「母さん出ていった。」という。すぐ引き返した。

            ヘルパーさん(いつも家へ来てくれている人)と2人でこちらへ向かって歩いていた。

            もう一度施設Aへ連れ戻して、機嫌をとってから、ヘルパーさんも気分転換の話し

            をしてもらって、母さんの気分が落ち着いたので私は帰ってきた。

            その後は「帰る、帰る」とは言わず、ぬり絵をしたり、ぬいぐるみ遊びをしたり、して過ごし

            昼食を食べて帰ってきた。昼食はほぼ全部食べたとのこと。

            聞くと体温計を計るのをいやがったらしい。

            体温測定については8月8日のこの日記の記事で予測したとおりであった。

            娘に、予備知識を与えず 係の職員に「ここに留まることを重視するなら、体温測定を

            いやがった場合、今日の所は計らなくて良いと伝えよ」と言っておかなかったのが

            私の手落ちであった。

            そのうちに母さんの心境も変化するだろうが、計画とか、手順、管理に納まりきらず

            「体温を測るのがどうしていやなのかわからない」など常識人の理解と予測を超えた

            発想を持っているのがアルツハイマー病の患者のようだ。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            ようやく本格的な夏の到来らしくなって来た。外気温は37℃となっている。

            母さんのいる店(=今は母さんの居室)は27℃から28℃。

            暑いのに日中2回“散歩”に出てついて行ってもらった。

            戻った後ヘルパーさんの差し出すぬれタオルで自分で顔を拭いていたとのこと。

            NHKの「すくすく子育て」を見ながら、ヘルパーさんとお話しして過ごした。

        −−◎その後家族3人で、市立科学館のプラネタリウムを見に行ってきた。

            館内が暗くなると「恐いねー、恐いねー」と言っていたが、約1時間席を立たず

            見続けることが出来た。

        −−◎夜は、お風呂に予定。


    2003.8.21(木) 晴れ

        −−◎7時起床。

        −−◎7時20分から田圃方面へ散歩。休耕田に手入れをして水だけ張ってある田があった。

            カルガモが4羽泳いでいた。母さん「おもしろい」と言って見ていた。母さんの“おもしろい”

            というのは、以前から「興味がある」ということと「可愛い」ということと、合わせて様な

            意味で使われている。今日のは「可愛い」の意味である。

            途中、主人を連れて散歩している犬がいた。後方20mほど。ついてくるのが「おもしろい」

            と言って何回も振り返って見ていた。ただ同じ方向に歩いているだけだったか...。

        −−◎朝、コンビニへ卵を買いに行った。母さんが陳列してある宣伝資材の人形を

            さわっていたので、「あちこち、さわってはダメ」と言ったら、ふいっと外へ行き、

            車に乗ろうとしなかった。道路の方へ歩いていったりした。2週間ほど前スーパーの

            トイレのペーパーを持ってきたのをとがめられた時と同じ状況だった。

            家の中のことは、たいていのことは許される。外では意味がわかろうとわかるまいと

            機嫌が悪くなっても、言わねばならぬ。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、10:00から11:59まで、

            朝食のつづきを見ていてもらった。ヘルパーさんが「桃ですか?」と聞いたら

            「これは、イチジクだよ」と正しく答えたという。

            3回“散歩”に行った。2回は、結構遠くまで、1回は家の周りを行った。

            顔、首の廻り、手拭き、をしてもらった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            バトミントンを30分くらいやった。テレビを見てお話しした。昼からも“散歩”に3回

            行った。足洗い、靴下交換、顔拭き、手拭き、をしてもらった。母さんが「すみませんねー」

            と言っていた。

        −−◎昨日、3人でラーメンを食べに言った時、娘が、出されたおしぼりで母さんの手を

            拭いてあげていると、母さんが「拭いてくれるの?」とまるで幼い娘がお手伝いを

            するのを見つめるような笑顔でそのままやらせていた。ような光景だった。

        −−◎今日、夕食の用意をしている時も「おっちゃん、済みませんねー」と言った。

            自分の置かれた状況について認識していると認められる風景だった。

            母さんの心の中心司令部が、時々、移動するが、その司令部が外界と一致して

            いる時は、ほぼ正しく自分の立場をとらえる時も あるようだ。

        −−◎娘は、ケーキを焼いて(と言ってもシフォンケーキのみ)親戚の子で友人のF子の

            誕生祝いに持って行き、1日中遊んできた。

        −−◎明日は半日デイサービスに行く予定。


    2003.8.20(水) 晴れ

        −−◎7時起床。今日は私が病院へ行くので、朝の家事を早めに済ませた。

        −−◎日差しが強くならないうちに、田圃方面へ朝の散歩に行ってきた。

        −−◎9時30分ヘルパーさん到着。母さんとヘルパーさんに同乗してもらって、

            国立岐阜病院へ私が診察に行った。病院の待ち時間には、ヘルパーさん

            とお話ししたり、行き交う人を観察したり、掲示物を読んだり、していた。

            先月は、私が診察中に、駐車場の方へ行ってしまったので迎えに行き、

            会計待ちを待ちきれず、「帰る帰る」と言いだして、午後もう一回出直して、

            お金を払いに行った。

            今回はそう言うことはなかった。

            帰宅後は、暑いのに“散歩”に出たので、家の周辺をついて行ってもらった。

            後はヘルパーさんとお話ししながら、おやつを食べて、テレビを見たりしながら

            午前中、過ごした。

        −−◎午後からは、私の配達について行ったり、薬をもらいに行ったり、外を廻ってきた。

        −−◎娘は友人T子と映画を見に行った。5時過ぎに帰宅して母さんをドライブに

            連れて行ってくれた。本日の歩行総計約3Km

        −−◎風呂、歯磨き、薬を飲む時、病院の診察、これが母さんにとって不愉快なことである。

            そうでない時はだいたい落ち着いている。外出または散歩は常に行きたい傾向があるが

            天候を見て、気温を見て散歩に連れて行っていて、「外へ出よう」として出られないので

            不機嫌になるということはない。


    2003.8.19(火) 晴れ

        −−◎7時起床。

        −−◎薬を飲ませた。漢方薬のくスリはオブラートに包んであげているが、一度口に入れ

            トイレではき出してしまったので別のをもう一度飲ませた。

        −−◎朝は、岩戸公園へ散歩に行った。

        −−◎すこやか診療所へ診察に行った。血圧は待合室まではかりに来てくれたので

            円滑にすすめられた。気分が落ち着いていて、診察を終了する ことが出来た。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            昼食を食べるのを見ていてもらった。室内の掃除機をかけてもらった。家の周辺

            暑いのに“散歩”2回。

            後はぬいぐるみで遊んでもらった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            足洗い、顔、手拭き、してもらった。

        −−◎夕方は3人で買い物。

        −−◎私が夕食の用意をしていると母さんは椅子にかけて待っていた。

            母さん「おっちゃん、ごめんね、すみませなねー」と言う。主語を言わないし、

            何に“ごめんね”と言っているのかわからなかった。状況から言えば、夕食作りに

            対して言った、ことになるのだがそれかどうかわからない。

            何かわからなかったが「いいよいいよ、どうと言うことはないよ」と言っておいた。

            前日と比べ変化した行動は無し。

        −−◎娘は昼から可児市のY子のところへ、R子と一緒に遊びに行くと言って出かけて行った。

        −−◎明日は私が病院へ行く日。私が診察している間に逃走してしまうといけないので

            ヘルパーさんに付き添ってもらうことにした。−−ならば ヘルパーさんと家にいれば

            いいではないか−−とも言えるが、家族がいないところで家にいることも出来ない。

            ので来てもらうことにした。


    2003.8.18(月) 雨 のち 曇り

        −−◎7時30分起床。

        −−◎薬を飲ませてから、施設Aへ歩いて、見物に行った。8時30分着、座って

            ぬり絵などして、9時20分までいた。歩いて帰って、9時45分帰宅。

            母さんは朝食。

        −−◎岩戸公園へ行き2周散歩してきた。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15:29まで

            昼食を見ていてもらった。洗髪、顔拭き、手拭き、バトミントンなど。

            テレビを見ながらお話し、散歩2回。

        −−◎娘は友達P子の家へ遊びに行った。

        −−◎母さんの病気の最初の症状を私が発見してから、この8月で満5年を経過した。

            半年くらい前「この介護を暮らしを支えてきて物は何でしたでしょうか」と言う質問を

            受けたことがあった。質問者の意識では、介護をするのは大変に事だ(確かに大変

            な事なのだが)。それについては、何らかの、それに駆り立てる情念かまたは、

            論理が無くてはならない。それは何か。と言うのが質問の意味だと思った。

            その時「特別何もない。ただ成り行きでこのようにしてきているだけだ」と答えた。

            日常生活のあらゆるもの事がそうであるように、日々起こりくることには、手順と

            時には、直感も援用して処理する。その積み重ねで現状に至っていると言うことである。


    2003.8.17(日) 雨

        −−◎昨晩の風呂は10時15分に開始し、終了は11時30分だった。

            話しても わからないとは思いつつも、今回は、前もって、お風呂に入る意義

            について話し、はいるよう説得した。母さんは「うん、そうだよ」と聞いていた。

            30分くらい、話していた。でも結局脱ごうとしなかったので、私が母さんの手を

            押さえて、娘がボタンをはずし、脱がせた。全部脱がせるのに10分かかった。

            浴室へは、「さあ、お風呂にはいって」と促すと、はいっていった。

            娘が全身を洗ってあげると、シャワーで流さないうちに、浴槽へはいってしまった。

            「おっちゃん、ありがとう」とか「あにゃまん、ありがとう」とかいつものように言った。

            お湯は一回ごとに換えているから、まぁいいか、と思ってそのままにさせて、

            何も言わなかった。浴槽の中で自分でも少し洗っていた。浴槽の中に30分くらい

            はいっていた。途中「そろそろ出ようか」と言ったが出なかった。

            娘が「こちらに来ていれば、出てくるろよ」と言った。台所で待っていると

            2分くらいで脱衣の所まで出てきた。衣服を順番に取ってあげると、割合早く着た。

            台所の椅子に座ると、いつもの笑顔を見せていた。

        −−◎7時30分起床。

            午前中、雨上がりの合間に散歩に誘ったが、珍しく行かないと言った。テレビで

            演歌歌手、伍代夏子の特集番組をやっているのを見ていた。テレビに出ている

            歌手やタレントは10年以上前から出ている人はよく覚えている。

            最近の人については歌にも人にも関心を示さない。

            番組で言っていることをそのまま「頑張ったんやって」と私に教えてくれた。

            終わってから、岩戸公園へ散歩に行った。水無川に水の流れがあった。

        −−◎午後はお風呂マットとムヒを買ってきた。

        −−◎その後、散歩に行こうと思い、外に出たが雨が強かったので、取りやめて

            アガサクリスティの「ポアロ」を見ていた。母さんよりも私が熱心に見ていた。

        −−◎娘は長浜へガラス工芸などを見に行った。大きい猫に7匹の

            子猫のくっついたぬいぐるみを買ってきた。

               

    2003.8.16(土) 曇り

        −−◎8時15分起床。今日も涼しそうだ。しかし天気予報を見ていたら後半は暑くなるらしい。

        −−◎数日ぶりに、田圃方面へ散歩に行った。

        −−◎午後河川敷公園へ行き歩いてきた。

            本日の歩行総計約6.5Km

        −−◎今日は、母さん入浴の予定。


    2003.8.15(金) 雨

        −−◎7時30分起床。

        −−◎昨晩は24℃、今朝は24.5℃。昨年は7月から9月までほぼ連日30℃を

            越えていた。今年は5月ころ暑い日があったが、長雨が続き、7月以後本日まで

            熱帯夜は2日か3日のみ。このまま秋になるのか?。過ごしやすくていいが、

            産業、経済への影響が心配。

        −−◎母さん起きてはいたが二階で窓から外を見たり、トイレに行ったりしていた。

            下へ連れてきて、テレビの子供番組(NHK教育テレビ)を喜んで見るので、

            見させておいて家事を済ませた。

        −−◎今日は、私が付き添って半日デイサービスに行く。(9:30から12:30まで)

            今日はちょっとおとなしい様子だった。

            ぬり絵「かき氷とすいか」を描いてきた。

            何人かいるヘルパーさんには愛想よく、対応していた。昼食はほぼ全部食べた。

        −−◎大きいかぼちゃの話し。

            施設Aの机の上に直径60センチぐらいの本物の大きいかぼちゃが2週間ほど前から

            飾ってある。施設Aへは このかぼちゃが置かれてからも、「朝の見物」も含めて

            何回か行っている。

            母さん、見るたびに「わーっ、でかいかぼちゃ。初めて見る」と歓声を上げていた。

            家へ帰ってきて 話すと何も覚えていない。

            すでに何回かかぼちゃを見ていた後日、火曜日に立ち寄った時に、

            「...初めて見る」と言っていたので、

            今日は私が「おーっ、大きいかぼちゃ。初めて見る」と言うと、

            母さん「うん、でかい、この前も見た」と言った。

            アルツハイマー病に罹った人の記憶の喪失が一様に平坦に進んでいくのではない。

            事を感じた。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            バトミントン、ぬいぐるみ遊びなどした。家の周りの散歩2回

            笑い声も聞こえ気分良し。

        −−◎午後から雨が上がり曇り空で、河川敷公園へ行き歩いてきた。

            帰ってきたら、まだ行きたそうだったが、夕方だったのでもう行かなかった。

            

    2003.8.14(木) 雨

        −−◎7時30分起床。

        −−◎うちの周辺を散歩。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、10:00から12:00まで、

            ぬいぐるみ遊び、バトミントン、家の近くで散歩。テレビを見てお話し。

            テレビで虫の大群出てきて、「気持ち悪い」と言ったそうだ。

             −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:20から15.29まで

            午後から雨になったので外へは行かなかった。

             ヘルパーさんと 我が家の車の中で20分ほど遊んでいた。(車は駐車場に

             止まったまま)。テレビを見てお話し。火星人が出てきたり、暴力シーンがあると

             怖わがり、「こわい、こわい」と言っていたそうだ。

             足洗い、手の爪切り、顔拭き、手拭きをしてもらった。

             平均して笑顔でおだやかにしていた。

        −−◎夕方買い物に出た。

        −−◎娘は友人T子たちと遊びに行った。

            現代若者が作り出している自己の周辺社会作りは「小さなコミニテイー(少人数仲間)」

            と言うそうだ。

            構成は2人から10人未満、同性のみ、共通に暗黙に認める常識的な事柄以外は

            さしたる拘束もなく、もともとが自然発生的なものであるので、くっついたり離れたりも自由、

            結束の堅い一つの小さなコミニテイーにのみ属する者もいるが、複数の小さなコミニテイー

            に属する者もいる。

            一定の年齢に達するころには多くは消滅している。新たな目標を付け加えて再構成し

            継続している集団もある。

            あらゆる事物が、良品、並品、粗悪品、があるように小さなコミニテイーも良悪様々。

            若者は社会に生きていく上での、知恵を感性的、実践的に獲得する。

            娘は6つか7つの接点を持っているようだ。N子やP子を別々の日に我が家へ招き、

            T子らと、別の日にはM子らと映画を見に行ったり、A子の家へ遊びに行ったりしている。

            友達に 母さんの病気のことは聞かれれば話しているそうだが、別に嫌われたことは

            ないそうだ。     

    2003.8.13(水) 晴れ

        −−◎私、7時30分起床。母さんはまだ寝ていた。そぉーつ降りてきて、雑用をすすめた。

        −−◎雑貨品スーパーへ虫除けスプレーを買いに行った。ここには10人くらいのガードマン氏が

            いる。横断者を導いたり、放りっばなしのショッピングカーを集めたり、駐車場の誘導をしたり

            万引きの防止をしたり、駐車場をガードマン氏2人(30歳台後半から40歳代か?)

            で歩きながら、ひとりがスキップをしながら進んでいた。

            母さんそれを見ていて「ふふっ」と笑っていた。珍しい物はおもしろいらしい。

        −−◎電車の運転手が降りて車を誘導した話し。

            状況−−国道と電車が並行して走っている区間がある。電車の停車場があり、

            その脇に脇道から国道へ出る道路が電車を横切っている。この区間のみ電車は

            路面電車扱いで、遮断機はない。北行きの電車が停車場で停まっていた。

            そこへ脇道から国道へ車が出てきた。北行きの線路部分は通過したが、

            国道が渋滞で、南行き線路部分にのったままだった。南行きの電車がゆっくり来て来て 

            車がいるので停車した。南行き電車が停車場に止まらないと北行き電車は

            発車できない仕組みになっていて北行きは停車したまま。

            そこで、北行き電車の運転手が電車から降りてきて、国道の車に 少しずつ

            詰めるよう頼んだのだろう、間が開いて、南行き電車の線路にのっていた車が移動した。

            降りていた北行き電車の運転手が戻ってきて乗り込み、南行き電車も停車場にはいってきて

            北行き電車は出発した。

        −−◎午後本巣のばっちゃのとこへ行った。30分くらいしたら、母さんが「帰る帰る」と言うので

            帰ってきた。

        −−◎夕方、墓参りに行った。墓は市営墓地内にあり車で30分かかる。

            母さんは去年はそれなりにお参りしていたのに、今回は「お参り」に無関心だった。

            私が草を取ったり 花を差したりしている間、よその墓の名前を読み出したり

            よその墓石をなでなでしたり、端の方まで歩いていったりして、2回連れ戻した。

            帰りかけ「お父さんとこのやねー」と墓であることがわかりかけたところで帰ってきた。

            

    2003.8.12(火) 小雨 曇り 夏にしては涼しい日

        −−◎7時30分起床。

        −−◎8時から岩戸公園へ散歩に行った。

            その帰り道施設Aへ立ち寄り9時30分まで休憩してきた。

            かき氷とすいかのぬり絵をしてきた。

        −−◎9時50分から母さんは朝食。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            テレビを見たり、ぬいぐるみで遊んでもらったりした。童謡の歌に合わせて、

            歌ったりもしていた。気分は落ち着いていた。

            その間に私は洗濯干しと食器洗いを済ませた。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            服に名札付けをしてもらった。店(=今は母さんの居室)の掃除機かけをしてもらった。

            バトミントン、ぬいぐるみ遊び、をしてもらった。

            一日中娘もいて、ビデオを一緒に見ていたが、殴り合う場面などがあったとき、

            母さんが「恐ろしい」と言い、「あんなことするといかんわ」とか言っていた。

            足洗い、くつ下替え、顔、手拭き、をしてもらった。

            一年前は、何事によらず、人からいろいろやってもらうことを拒否していたが、

            このごろは、2回に一回くらいは拒否しなくなった。

        −−◎夕方、電機スーパーへ見物に行き、苧ヶ瀬の池で一周散歩してきた。

            歩いていて、鳥や、鯉、亀、こども、風景などのことについて、いろいろお話し

            するのはいつものことだが、「おっちゃん、ありがとう」とも数回言っていた。

            本日の歩行総計約4.6Km

            母さんが、ひとりで外出すると道に迷うことがあるので、中から施錠してあるが、

            適度に一緒に外出、散歩をしている。

        −−◎母さんを寝させて10分くらいした時、にこにこ笑顔で、なにやらぼそぼそ言っていた。

            私「何がどうした?。」と聞いたが何も答えなかった。もう一回「なに?」と

            聞いた時にはまた目をつむって寝ていた。夢を見ていたのだろう。

            楽しい夢でよかったと思った。


    2003.8.11(月) 曇り

        −−◎母さん6時起床。私7時30分起床。

        −−◎8時45分から9時30分まで施設Aへ見物に。いつもは歩いていくが、雨が降り出す

            かも知れないので車で行った。ぬり絵「盆踊り風景」の続きを描いてきた。

        −−◎戻ってから朝食。

        −−◎娘は友人A子の家へ遊びに行った。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15:29まで

            昼食を見ていてもらった。洗髪、顔拭き、手拭き、バトミントンなど。

        −−◎4時から、苧ヶ瀬の池へ散歩

        −−◎食品スーパーへ買い物に行き、いろいろ物色してかごに入れ そろそろ終わりかけの時

            ふと気が付くと、母さんが飲料水をかごから出して「くっ くっ くっ」と飲んでいた。

            まだ精算前だったので、レジへ行き、「これを先にやってください」と飲みかけを差し出した。

            「暑いから、のど乾くもんねー」と言いながら精算済みのテープをはってくれた。

            いままでもバナナを食べようとしたり、ふくろ物の菓子を「取れーへん取れーへん」

            と精算前に破って食べようとしたことが数回あった。

            今日はついに防ぎきれなかった。

            かごに入れた段階では、他の顧客に対抗して優先的に購入できる権利が発生したのみで

            精算しないうちは所有権はない。

        −−◎     -----------------------------------------------------------------
          東京の木村様 いつもお読み頂きましてありがとうございます。(2003.8.11)
        ------------------------------------------------------------------

    2003.8.10(日) 晴れ

        −−◎母さん8時30分まで寝ていた。

        −−◎私は台風のため移動していた物など元に戻した。たまっていた洗濯をした、

            台風の被害はなかった。

        −−◎午前中、岩戸公園へ散歩に行った。昨日は一日中曇っていて、今朝は朝から

            晴れていたが、温度が上がりきっておらず、涼しかった。一周歩いてきたのち、

            木陰のベンチに掛けて蝉の声を聞いてきた。

        −−◎娘は友達N子とM子が遊びに来て、家でしゃべったりマンガを見たり、

            テレビを見たりして遊んでいた。

        −−◎母さん一昨日と昨日、外へ行っていないので、出たくて仕方がない様子。

            午後、暑いとは思ったが苧ヶ瀬の池へ連れて行き一周してきた。少し風があり

            意外と涼しかった。続いて迫間不動の山へ行き、木陰でおやつを食べ

            飲み物を飲んで帰ってきた。

        −−◎台風で昨日の配達が休みとなっていた郵便物が、今日配達された。

            介護保険の認定通知が来た。要介護5であった。体は動くので、

            「お風呂」の苦労以外はこの日記だけ では不明の点もある。

            調査の係員に、トイレのことや、夜起き、無断外出、無意味行動の修復、

            衣服の着替えなど、寝込んでしまっておられるかたより、手間がかかる。

            予想も計画も出来ず、常に注目をし、ことの進行過程での処理や、結果の処理を

            しなければならないことを、ありのままに、縷々伝えた。

            そのことの理解と同調をえられたものと思う。

        −−◎「木の実ちゃん」という菓子がある。3センチくらいのテトラ型の袋の中にピーナッツ、

            かぼちゃの種、アーモンド、その他の木の実を入れた菓子だ。

            菓子の名も中身もここでは別に重要ではない。

            その菓子が20袋くらい、まとめて袋に入っていた。母さんが室内をうろついているので

            娘がその中の一個を母さんにあげた。母さんは「うっ、うーん」といって受け取り、

            食品用はさみを持ってきて、小袋を切り「はい」と言って、娘に返した。

            娘は一瞬戸惑った後、すぐ意味を理解し、幼いころ物をもらった時のような顔をして、

            受け取り、それを自分で食べることになってしまった。

            小さいころは誰でもそうだが、小袋やみかんの皮がとれないと、母さんにとってもらっていた。

            娘が言う「動きが素速かったよ」と。

            母さんは「母親」をやっていたのだ。

            娘は曜日によって帰宅時間が早い日と遅い日がある。母さんが私と“散歩”に行って

            戻った時、娘がいないと「どこへ行った?」と聞く、私「今日はまだ帰ってきていないよ」と答える。

            娘が帰ってくると、「あっ あにゃまんがかえってきた」とか「おーっ帰ってきたね」とか言って

            たいそう喜ぶ。

            

    2003.8.9(土) 台風通過 未明 強風と激しい雨。 午前中 雨と風有り 午後曇り

        −−◎母さんは昨夜11時に寝て朝は6時30分に起きた。私は8時30分に起きた。

        −−◎風雨のため朝の散歩は行かなかった。

        −−◎生協配送日。風雨のためか担当者は男性職員の見かけぬ人が来た

            (いつもは女性職員)。大過なし。

        −−◎11時ころから、雨は上がったが、曇り空だった。娘は学校が夏休みで(とは言っても

             休みにはいってからでも、学校へ行ったり、友達の家へ行ったりでうちにいる日は少ない)

             今日は家にいた。午後から一家3人で外出した。娘は友達の誕生祝いの小物を買いに、

             私は、パソコンの部品を買いに、母さんは風景見物に行った。用件が住んだ後は、

             郊外の方へドライブに行った。帰宅は6時。

        −−◎10時から「お風呂作戦」開始した。「汗が出ているから」とか「かゆくなるよ」とか

            いろいろ言って、衣服を脱ぎそうな返事はするが、行動は前屈みになって、自分で脱ごう

            とせず、脱がせようとすると手を払いのけた。前回は力で手を押さえて脱がせたが

            骨折でもするといかんとの心配もある。またここで 入浴を断念すると、

            昨年、秋から冬にかけてのようなことになる。昨年、秋から冬にかけて、3日に一回くらい

            お風呂にはいるよう工作したが、寸前まで行った時もあったが、105日間もはいらなかった

            実績もあった。開始から40分くらい経過した後娘に母さんの相手をさせている間に、

            意を決して、はさみを持ってきて、

            「脱がないなら切断するよ」と言った。母さんは「いい」とも「いかん」とも、答える判断力を

            失っていた。背中下部からブラウスと下着を上の方へ掛けて切断した。前の方で

            押さえていた力で、背中から衣服がするりと脱げ前の方にまとまった。医者がけが人や

            急病人を治療する時に、衣服を切断することは良く聞く話だが、風呂に入れるために

            切断した話しは聞いたことはないが、病人が意表をついた行動を起こす状態では、

            本人に力を加えたりして身体的苦痛を与えないためにも、形式にとらわれぬ処置が必要だ。

            裸になったので 浴室へ行くよう促したが、ちょっと戸惑っていて、すぐにははいらなかったが

            やがてはいった。

            足からシャワーを、体の上の方までかけてやり、いつもはここで娘が洗ってやるのだが、

            そのまま浴槽へはいった。一周1回しかはいっていないので、お湯は母さん専用で流す

            ことになっていて、いきなりはいってもかまわないと思った。

            娘が背中部分などを洗ってあげた。「あにゃまん、ありがとうね」と何回も何回も言っていた。

            母さんは自分でタオルをもち石鹸はつけないで、胴体部分や足を洗っていた。

            10分くらいして、私「洗ってあげるから外に出やーよ」と言ったが、

            「いい いい」と言い、そのままはいっていた。いつもとは違って警戒心の強い目つきをして

            私の言うことを聞かなかった。娘も母さんに出ることを促したが

            なかなか浴槽から出なかった。

            都合25分くらい浴槽にいた。出てきた時娘がかるくもう一度洗ってあげて、再度浴槽に

            はいった。もう一度出て、あと2回浴槽にはいった。出てきたところで

            娘が「風呂のふたをして」というのでふたをした。いつもと違って結構風呂の湯が

            よごれていた。シャワーをかけてゆっくりと外へ出させた。

            体を拭いて、衣服を1枚ずつ取ってあげると、順番に着ていった。

            おやつのため椅子にかけるように言ったが、あっちへうろうろこっちへうろうろして

            なかなか椅子に座らなかった。それでもようやくいかに掛けさせ、冷たい飲み物や果物など

            食べ始めると笑顔が戻ってきた。

            就寝は12時30分だった。

            

    2003.8.8(金) 雨 時々 曇り

        −−◎台風が沖縄、九州、四国、関西方面を通過中、8日から9日未明にかけて、

            当地方に最接近の見通し。

        −−◎母さん6時起き。私7時30分に起床。

        −−◎雨が激しく、朝の散歩はしなかった。

        −−◎金曜日は9時30分から午前中のみデイサービスに行くよう計画している。

            ○ いつもは徒歩で行っているが、急に雨が降り出すこともあるので、車で行った。

             私も付き添いとして、ついて行き同席した。

            到着するとすぐに 血圧測定と体温検査がある。母さん 血圧測定は簡単に承諾して

            やってもらったが、体温検査はいやがっていた。どうしたものかなーと思い、

            無理にやらせれば体温検査はするだろう。しかしそのことが気になって、

            すぐにか、または 1時間以内に「帰る、帰る」と言って、帰ってしまうだろう。

            帰らない場合は、不機嫌に過ごすことになるだろう。

            5分後、体温計を取りに見えた時に、「計ることを拒否しています」と言うと、

            「今日はよろしいですわ、熱がある様子はなかったですか」と。

            私「特になかったようです。あれば表情でわかります」と言うと去って行かれた。やれやれ

            ○ ぬり絵「盆踊り風景」をやった。色を塗ったり、外の景色を見てしゃべっていたり

            また思い出したように、色を塗ったりしていた。

            ○ 通所者全員で軽く軽体操をした。

            ○ 11時30分に娘と交代して 母さんと一緒に昼食を食べ、見守っていていた。

             私はその間家に戻って席を外していた。

             12時30分、一緒に帰ってきた。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            今日は“散歩”に一回も行っていなかったので、運動を喜んでやっていた。

            ボール投げ遊び、その時は雨がやんでいたので散歩にも行った。バトミントン遊びと

            いろいろやっていた。

        −−◎その後、雨は降っていなかったが、黒雲が立ちこめ、不穏な空模様だったので、

             外出は買い物に行ったのみ。

        −−◎娘は学校へサークルに行った。  

    2003.8.7(木) 薄曇り→曇り

        −−◎母さんは6時に起き二階でうろうろ。私7時30分起床。

            私自身も、暑さのせいか、朝起きてシャキッとして行動を展開するまでの間、準備時間が

            必要なようで、着替えをして降りてきて、事務所の椅子にかけ、冷やしたお茶など飲みながら

            10分か15分、自動車で言えばアイドリングをして「よし」と言って行動に移るのは、

            ここでの「起床」後30分後である。母さんはその間、店(=今は母さんの居室)で

            タオルをたたんだり開いたり、小物を出したり入れたり、時折私の方をのぞいたり、

            おとなしくしている。(それはここ2・3ヶ月の傾向で たまには、ひとりで“散歩”に出てしまって、

            私を驚かすことがあったが...。)

        −−◎8時田圃方面へ散歩。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、10:00から11:59まで、

            犬のぬいぐるみ クーちゃん(娘が買ってきた)が気に入って、ほほを近づけたり、

            抱っこしたり、話しかけたりしていた。バトミントンをやってもらい、室内の掃除機を

            かけてもらった。3回外へ出たが「暑い暑い」と言ってすぐに戻ったようだった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            テレビを見ながらお話ししたり、ボール遊びをしてもらった。後で手洗いをしてもらった。

            家の周りを散歩一回。

            足に虫に食われた後があったので薬を付けた。

            「暑い暑い」と言うので椅子にかけている時、通算30分か 40分くらい、うちわで

            パタパタあおってもらっていた。これはお姫様だなと思った。

        −−◎4時30分苧ヶ瀬の池へ行き一周散歩。

            本日の歩行総計約4.6Km

        −−◎夜八時半ころテレビを見ながらおやつに桃を食べていた。一口サイズに切り

            それぞれの皿に載せ均等に配分されていた。

            母さん自分のを一個だけ食べ「あにゃまん食べやー」 と言って皿を娘の方へ動かした。

            娘は 食べるべきかどうか 私に眼で合図をした。私「そう言うんなら食べなよ」と言った。

            娘が食べかけたので私が母さんに「小さい子はねー」と言うと、食べている娘の方を見ながら

            にこにこ微笑んでいた。これは母親の顔だと思った。

        −−◎このごろひんぱんに「おっちゃん、ごめんね、ありがとう」と言う。外へ出かける時、

            出かけて帰ってきた時、そのほかの時にも言う。

            今言ったのに忘れてしまうのか30回くらい続け様に言うことがある。


    2003.8.6(水) 晴れ→薄曇り

        −−◎私は8時起床。母さんはたぶん6時ころ起きていた。

        −−◎ビン・缶収集日で処理した。

        −−◎朝食は食べず、朝の散歩も行かず、母さん岐阜県立病院へ診察に行った。

            診察室内の待ち椅子で注射をやってくれたので、難なく終わった。

            昨年10月のこと、処置(注射を含む)椅子まで ほんの2m移動するのを

            母さんがいやがって、その月は注射を中止して帰って来たことがあった。その後

            待ち椅子でやってもらったことも何回か有り、中止したことは無かった。

            室内のカーテンで分けた待ち椅子のことであるし、先生が配慮してくれた物と思う。

        −−◎病院の後喫茶「チボリ」へ行った。今日は空いていた。池の鯉を見ながら

            ゆっくりと過ごした。大きい鯉が池を廻ってきては現れると「大きいよ、見てみー」

            と言う。私「おーっ、大きいねー、主やなー」と言った。同じ会話が、5回繰り返された。

        −−◎2時から河川敷公園へ行き散歩してきた。にわか雨があがった後だったので

            暑くなかった。

            本日の歩行総計約3Km

         −−◎娘は友達と2人で映画に行った。

         

    2003.8.5(火) 晴れ

        −−◎7時起床。

        −−◎7時40分〜8時15分まで田圃方面へ散歩。

        −−◎8時30分〜9時30分まで施設Aへ。

        −−◎戻ってきて、母さん朝食。

        −−◎NEC、カルコス、等へ用事を済ませに行った。

            赤のジャンパーを着ていたが「暑い暑い」と言って途中で脱いだ。

          −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            娘が夏休みで、家族そろってテレビ(DVD)を見ていた、ヘルパーさんが来られると、

            「ここに 座りーよ」と椅子をすすめ、お話しして過ごした。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            テレビを見てお話し。

            足洗い、くつ下交換をしてもらった。やってもらいながら「すみませんねー」と

            言っていた。ヘルパーさん「いいえ いいえ」と。

            「散歩」に2回行った。

            遠雷がゴロゴロ聞こえて、母さんうちの中で音がすると思って、気にしていた。

            ブラウスに名札付けを頼んだ。

        −−◎4時30分から、苧ヶ瀬の池へ散歩に行き一周して来た。


    2003.8.4(月) 晴れ

        −−◎母さん6時起き、私7時起き。

        −−◎早いうちに田圃方面へ一周散歩

        −−◎娘はようやく夏休み入り。友達と4人で映画に行った。

        −−◎晴れ間の見えるようになったところで、順次布団を干していく、今日は母さんのを干した。

        −−◎午前中は 服屋、郵便局、銀行とまわった。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15:29まで

            家の周りを散歩してきて 戻ってきて家が見えてきたら

            「赤い車が止まっている。いそがなくては...」と母さんは歩を早めた。

            ヘルパーさんも迎えに来られて、母さん一緒に家にはいる。

            洗髪、爪切り、顔と首を拭いてもらった。

            ちょっとだけバトミントンをしたり、母さんはカバンの中の物を出したり、入れたり

            テレビを見てお話ししたり、遊んでもらった。

            途中、外へ出ようとしたが「暑い」と言ってすぐ中に戻った。(数回)

            一回だけ3人で家の周りを歩いてきた。

        −−◎ケアマネージャー来訪。8月の予定と変更等について相談した。

        −−◎帰られた後、すぐ「外へ行こう」とする気分だったが、暑かったので夕方まで

            家の中にいた。

            干した布団を入れていて「今日は母さんのふとんほしたねー」と言うと、

            そばにいて「おっちゃん すみませんねー いろいろ出来ないもんで」と言った。

            総合的に見て現状では(発病前なら言ったかも知れないが) 母さんがこんな事を

            言うはずがないというところで 言ったのでおどろいた。

            午後6時30分苧ヶ瀬の池へ行き30分間散歩してきた。

            7時05分〜7時15分はちょうど暗くなりかかり、帰り道「恐い恐い」と言っていた。


    2003.8.3(日) 晴れ

        −−◎母さん6時頃起床。私は7時起床。

        −−◎8時から田圃方面へ散歩。

        −−◎10時30分、喫茶「チボリ」へ行った。

        −−◎午後は暑かったので外出を控えていたが、母さん調子のいいことを言って

           私を誘い出そうとして鍵のかかったシャッターのとこまで行き、開けようと試みるが

            「重くて開かないよ」と開けることが出来ず、出ていくことが出来なかった。

            単純な鍵で 去年12月までは、母さんは簡単に開けていたが、はずし方を

            忘れてしまい開けることが出来なくなった。

            飽きもせず、怒りもせず、1時間ばかり「開かない。開かない」と繰り返していた。

            夕方日が斜めになったころ苧ヶ瀬の池へ行き30分ほど散歩してきた。、

            本日の歩行総計約4.4Km

        −−◎夜は1時間ドライブ。

        −−◎睡眠−−途中で起きること無し。

            食欲−−有り。

            「暑い暑い」「眼が痛い」「足が痛い(爪)」と言う。

            何か心配事を感じている時「おっちゃん、おっちゃん」と20回から30回繰り返す。

            返事をしていても繰り返す。


    2003.8.2(土) 晴れ

        −−◎6時40分起床。

        −−◎7時40分から8時20分まで、田圃方面へ散歩

        −−◎8時40分から母さんは朝食。

        −−◎9時35分、生協配送日。

        −−◎娘を「手が痛い」というので田中医院へ。連れて行った。母さんも「連れて行った」つもりでいた。

        −−◎昼、母さんは「吉本」をけらけら笑いながら見ていた。普通におもしろい物は母さんも

            おもしろがっているようだった。

        −−◎一宮市方面へドライブ。

        −−◎夜は長良川で花火があり、3人で見に行った。川を越え北側に行き、農道に

            車を停め、車から見ていた。花火からは少し距離があったが、人混み、車混みは

            少ししかなく、気楽に鑑賞できた。おにぎりにお茶とおやつを持ち込んで

            食べたり飲んだりしながら見ていた。農道に7時から8時45分までいた。

            母さんは「おっ、出た出た」とか「言い色が出ている」とか言って見ていた。

        −−◎日中は暑くなってきたので散歩は朝の2.2Kmのみ

    2003.8.1(金) 曇り→晴れ

        −−◎私は 7時30分起床。

            母さんは。夜はその日の状況によってだいたい9時30分から10時30分の間に

            寝させている。このごろは途中深夜に起きることはなく、5時30分から6時30分に

            起きている様子だが、二階にいてうろうろしているので、私はそのまま寝ていた。

        −−◎8時26分から田圃方面へ散歩に行った。 どうもモスバーガーに関心があるようで

            今日も前を通過した時、はいろうとして一生懸命私の手を引っ張っていた。

            はいるのは差し支えないが、母さんの好みの食べ物があるかどうか、わからないので

            はいらなかった。

        −−◎デイサービスに行った。10時から12時30分まで。私も同席していた。

            ケーキのぬり絵をした。他の人の会話を聞いていて笑ったり、外の風景や、動きを見て

            話しをしていた。

            片道1.2Km。往復徒歩。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            施設Aから一緒に歩いて帰ってきた。顔拭き、手拭きをしてもらった。

            テレビはかけてなかったが、何か話していて笑い声絶えず。

            “散歩”にも行った。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            家のまわりへ、4回“散歩”に行った。テレビも見ていた。「暑い暑い」と言うので

            はじめから、おわりまでヘルパーさんにうちわであおいでもらっていた。

            5分くらい、うとうと眠ったようだった。

            私は事務所にいたが、母さんが「こっちへおいでよ。ここにすわって」と言うので

            店(=今は母さんの居室)の方へ行った。私もいっそのこと休憩にするかと思い

            椅子にかけて居眠りすることにした。眠っていようとどうしていようと視覚範囲に

            いれば母さんは安心しているから...。

        −−◎娘は友達と、「踊る大捜査線」を見に行った。

        −−◎昨日、風呂の予定だったが、状況が整わず中止していたが、今晩入れた。

            6時45分、脱衣開始。なるべく説得により、脱衣するよう、こころがけて促した。

            口では「自分で脱ぐから」というところまでこぎつけたが、行動では脱ごうとしな

            かったので実力行使で脱がせた。

            風呂に時間がかかるとは言っても、脱衣に時間が多くかかるだけで、浴室にいる

            時間は20分程度。私がシャワーをかけてきっかけを作り娘が主役で洗ってあげた。

            浴室にはいってしまうと「おっちやん すみませねー」とか

            「あにゃまん ありがとうね」とか言って自分でも顔を洗ったり、腕を洗ったりしていた。

            洗ってから浴槽へはいる時は、「さあはいろうか」と言うと抵抗無くはいり、自分で

            (浴槽の中で)タオルを使い、体を洗っていた。

            着衣は5分くらい。7時55分終了

            脱衣−−−45分。浴室−−−20分。着衣−−−5分。合計−−−1時間10分。

              冷たいおやつをテレビを見ながら食べて、いろいろしゃべっていて、(わかっても

            わからなくても、「こんな事があったよ」とか話してやる)母さんは9時30分に就寝。

            

    2003.7.31(木) 晴れ

        −−◎7時30分起床。

        −−◎9時9分から、田圃方面へ朝の 散歩

        −−◎ヘルパーさん来訪日、10:00から11:59まで

            朝ご飯を食べるのを見ていたもらった。

            一緒にテレビを見ていてもらって、鮎が泳ぐのを見ていて、「ダンスをしているみたい」

            と言ったそうだ。

            散歩に行くのについて行ってもらった。

            私はその間に30分寝た。

        −−◎午後、苧ヶ瀬の池へ散歩、

            帰ってからもう一度、田圃方面へ散歩。本日の歩行総計約7Km

        −−◎今日は風呂の予定。

        −−◎ばっちゃから「薬を飲ませられんか?」と電話があった。「○○でだれそれは うんこ

            たれっぱなしが、なおった」と。私は「効き目もないのに苦労して飲ませられません」

            と言った。


    2003.7.30(水) 雨→曇り→晴れ

        −−◎7時20分起床。

        −−◎午後 ばっちゃのとこへいった。

            高い”健康食品”を買っておいて、「持って行け」と言う。効果があると

            思われる薬でさえ 飲みはしないのに 苦い銀杏の葉のお茶など飲ませるのに

            苦労するだけだ。  困ったものだ。最近の新聞記事によると、害があったとの

            記事もあった。

        −−◎帰ってきて、作業をしていると、母さんはまだ外へ出ようとする気配。

            今日は散歩に行っていないから歩き不足かと思い午後5時50分から

            苧ヶ瀬の池へ行き、一周散歩して来た。7時30分に夕食となったが、

            その後は静かにしていた。

        −−◎夕方母さんが「頭が痛い」と言っていた。3分ほどして確認のため

            私が「頭はどうもないか」、と聞いた。母さん「頭痛い」と言っていた。

            表情からすると軽く痛かったのだろう。

            「二階へ行って ちょっと寝ていようか」と連れて行き寝させて、私もそばにいたが

            1分もしないうちに起きあがって、歩いていた。

            その後は 痛いと言わなかった。

            時々、眼が痛い。と言う。

        −−◎母さんは散歩に出た時 小動物やこどもに関心を示す。

            小鳥やリスはすぐ逃げていくので、離れたところから見ている。

            猫を見つけると何か話しかけている。近づいてくる猫と、遠ざかる猫とがいる。

            犬はたいてい“連れ”がいる。「かわいい」とか言ってこちらから近づいていっても

            犬に どう猛性が無ければ(恐そうな犬にはもともと近づかないが)問題はない

            犬の“連れ”は「かわいい」とか言われるとたいてい、機嫌がよい。

            赤ちゃんや幼児の場合は近づいてさわったりすると不審がられるおそれがある

            ので、笑顔の提供に留めて、私が母さんの手を引き、少し離れたところまで

            移動している。


    2003.7.29(火) 雨→曇り→

        −−◎6時30分起床。

        −−◎雨のため 朝の散歩は中止。梅雨がなかなかあがらず、もうすぐ8月というのに雨は降り続く。

        −−◎母さんテレビを見て、私は雑用済ます。

        −−◎10時から田圃方面へ散歩。10時40分戻る

        −−◎朝食、

        −−◎11時30分から。岩戸公園へ散歩、

        −−◎ヘルパーさん来訪日(A)、12:30から13:29まで、

            「もうすぐ見えるよ」と外で待っていたらヘルパーさんが来られた。一緒に中へはいり、

            バトミントン遊び、など。

            一緒に「散歩」に行ってもらった。コープ岐阜の車を見て 追いかけたそうだが、

            車は行ってしまったそうだった。笑顔で過ごす。

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15.29まで

            ボール投げ遊び、2回「散歩」。

            ピンクの松葉ボタンを見て、「すごくきれいな色をしている」と言っていたそうだ。

            足洗い、靴下交換、顔拭き、手拭き、をしてもらった。

            母さんは足を洗ってもらいながらしきりに「済みませんねー」と言っていた。

            ヘルパーさん「どういたしまして、おやすいご用で」と。

            初期のころと較べると、いろいろやってもらうことを、拒否しなくなった。

        −−◎4時、苧ヶ瀬の池へ行き、一周散歩。

            苧ヶ瀬の池には鯉がいる。この鯉は神の使いだから釣ったり捕獲してはいけないことに

            なっている。だから誰も獲る人はいない。境内に、鯉のえさの麩を売っている。

            鯉のえさの麩とは言っても、人がみそ汁に入れて食べる1センチ5ミリほどの球形の麩を

            適量袋に入れた物だ。パンや駄菓子を与えるとそのなかには、自然状態の池では

            存在しない、脂質や糖分、乳成分、着色料を多く含んでいて鯉に悪影響を及ぼすらしい。

            池の水質にも影響する。それで澱粉質のみで出来た「麩」を売っているわけだ。

            何組かのそれぞれ離れた場所で餌を投げ与えていた。今日は私たちもその餌を

            買い求めて、投げ与えた。数十匹の鯉が集まってきて餌をとる光景は壮観である。

            母さんにも「やってみてご覧」とひとつかみ渡した。「うん」と言って受け取り、

            私が投げてやった、餌に集まってくる鯉を母さんは喜んでみていたが、母さんが

            餌を投げた様子がない。でも手の中には何もなかった。もうひとつかみ渡したら、

            「うん、ありがとう」と言って、もぐもぐ自分で食べていた。もともと材質は人間用のだから

            害はなさそうなので黙っていた。

           

    2003.7.28(月) 曇り

        −−◎7時30分起床。

        −−◎9時6分から田圃方面へ散歩。9時40分帰宅。朝食

        −−◎苧ヶ瀬の池へ行き一周してきた。

            本日の歩行総計約4.6Km

        −−◎ヘルパーさん来訪日(C)、13:30から15:29まで

            私が事務所にいて、顔をのぞかせたところ、母さんがヘルパーさんを指して

            「私の お友達よ」と言って紹介してくれた。

            私「わーっ、いいねー、いっぱいお友達がいて」と言った。

            (この人は来てもらうようになってから、もうすぐ1年になるのだが...

             初めて、または久しぶりに会った人のように紹介してくれたのは おもしろいことだが

             別の側面から言うと、母さんに「親しくしている」と言う意識が出来ているということで

             いいことだと思った。)

            洗髪をしてもらった。散歩は4回出て行き、ついて行ってもらった。

            外では 猫がたくさんいてそれに話しかけたりした。こうもり、犬、こども、鳥、など